暗い話です
苦手な人はスルーしてくださいね
3年前我が家では色々な事が起きました。
今があるのは、
義母、、祖父母のお陰
両親、叔父夫婦のお陰多くの方のお陰です。
記事「自分を見直すいいチャンス 吹っ切れたら笑顔がこぼれた。」 に
少しここに至るまでのいきさつが書かれてあります。
義母と主人の話を少しずつ書いていこうと思います。
興味のある方は、読んでみてくださいね。
感情移入しそうなので名前は変えてあります。
主人 あきら
わたし 志保
~2話~
×だらけの戸籍
20歳の時、あきらは志保という女性と出会った。日頃楽しそうにふるまっていたが、家族が志保の優しさに甘え自分たちで物事を解決しない事や厄介ごとは全て志保に押し付けている事を時々話してくれた。
3年という月日が経った。周りの友人たちが結婚し始めた。一緒にいたかったし、何となくと言っては誤解もあるが結婚を申し込んだ。
「うん。いいよ。」
即答だった。あまりの返事の速さに驚いた。数日して、志保があきらの戸籍を持ってきた。志保の家族が、あきらの事を調べたらしい。志保の家は、昔はさえなかったが父の仕事が軌道に乗ったことで、裕福で大きな家に住む所の娘だった。
「これ、ひどくない!? ×ばっかり!!どうなっとんが!!あきらが可哀そうすぎる!!」
と言って泣いた。戸籍謄本は、3枚あった。志保のものは、1枚である。見ると、婚姻届出・離婚届出が繰り返され8行にも及んだ。
1枚目には、あきらの母親との結婚と離婚。母とあきらの名前に×が付いていた。
2枚目には、怒りを覚える人の名前が出ていた。2番目の母だ。母親にいじめられているあきらを横 目に可愛がられた弟や妹の名前と一緒にあきらの名前も復活していた。
3枚目には、新しい母の名前と養子縁組された連れ後の名前があった。
志保の戸籍は、スッキリと両親の名前と志保の名前が三つ並んでいた。泣いている彼女をどうすればいいかわからなかった。
今更、驚きもしないが、あきらの父はどちらの人とも離婚をした後一年以内に結婚をしていた。
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