霊信
稲垣先生に送られた22の霊信です。
つづきが気になる方は、稲垣先生のブログをご覧下さいませ(o^―^o)ニコ
霊信の全内容は、「SAM催眠学序説 その48~72」で公開しています。
すべてで22通の霊信であり、A4用紙82枚にわたりました。
22通の霊信
私あて霊信の公開をしていきます
2011年7月8日金曜日
私あて霊信の公開をしていきます
3年半前、2007年1月11日~2月14日の間に22通の霊信が私あてに届いています。
「霊信」とは文字通り、霊界の住人である高級霊とおぼしき存在 からの通信のことです。
受信者は、2007年当時、霊媒体質のある私の読者(『前世療法の探究』春秋社)M子さんです。
この受信者M子さんは、当時26歳の東京在住の派遣社員でした。
彼女によれば、霊信のある前兆として後頭部に鈍痛が起こるので、それを感知してパソコンの前に座ると自動的にキイを打つという現象が起こるということでした。
霊信を受信すると同時にわたしのパソコンに転送しているということでした。
これは、パソコンによる「自動書記」現象だと推測できます。
私は、2007年1月27日、M子さんに研究室に来ていただき、1例だけですが、こうしたパソコンによる自動書記現象を観察しています。
受信状態にあるM子さんは、明らかにトランス状態にあり、朦朧とした目線でブラインドタッチでキイを叩いていました。
プリントアウトした霊信は、主述のねじれや誤字のない完璧なものでした。
彼女によれば、受信中はどのような内容を打っているのかまったく分からないということです。
そして、ときどき「違う!」という声が聞こえると、指が自動的に打ち直しをするという自覚はあるということでした。
今後しばらく、このブログに公開していく霊信の真偽については、以下の4点の視点で判断しながら読んで下さるとうれしく思います。
ちなみにM子さんと私とは、霊信が届くまでに著者と読者という以外に面識はありません。
①受信者M子さんの作為による創作
②M子さんの潜在意識による無意識的創作
③低級霊による悪ふざけ
④ホンモノ
なお、私あて霊信を公開する理由は、この霊信の真偽を検証する過程で、「SAM前世療法」の作業仮説が形成されていったからです。
霊信の恩恵によってSAM前世療法があるからです。
第1霊信の公開その1(07,1,11 22:44着信)
2011年7月8日金曜日
第1霊信の公開その1(07,1,11 22:44着信)
第1霊信について公開します。のちに判明しますがこの送信霊はエドガーケイシーと名乗る存在でした。
ここであなた方(注:以後「あなた方」とはM子・稲垣を指す)が出会うことには意味がある。
あなた方は、その真の意味をまだ手にすることはできない。
悟りという実はまだ熟していないのだ。
その悟りは言葉で理解するものではない。
あなた方は体感し、そして魂で感じてゆく。
そして、その悟りがすべてが始まるときからあなた方に「在る」ものなのだと思い出す。
あなた(注:以後「あなた」は稲垣を指す)はより多くのものを求めようとしている。
だが、あなたが「今という瞬間」に得るものは一つなのだ。
すべてははじめから用意されている。
その一つ一つが何なのか、それを踏まえながらあなたは進みなさい。
これまであなたが得た知識や観念、それらを打ち砕くものは真理である。
だが、あなたは気を付けなければならない。
あなたの真の目的は、誰もあなたに告げることは許されない。
なぜなら、あなたの魂がそれを決めたからだ。
あなた自身が、その目的を思い出すのだ。
現段階であなたに告げられている使命という目的は「人を癒すこと」である。
それをあなた方の世界でわかりやすく説明するならば、「外的目的」と表現すれば理解を得やすいだろう。
「外的目的」は、あなた以外の他者のためにあなたが決めた目的だ。
何を方法にして人に奉仕していくか、そしてすべてとの繋がりを持つか。
その手段をあなたは選んだ。
あなたの場合、それは「医学的知識を応用させながら自らの判断をより明確なものとし、ヒーリング能力も一手段としてより多くの人に「癒し」という愛を与えるというものだ。
だが、「内的目的」は他者のためものではない。
それはあなたの魂へのものだ。
あなたはこれまで数多くの過去世を通して学んできた。
どのようにすぐれた能力を持つ者も、魂に癒すべき傷をもつ。
あなた方はこの世界に存在する限り、自分の魂の傷を癒さなければならない。
それは強制ではなく、義務でもない。
言葉の表現では明確にその意味合いを伝えることができない。
ニュアンスで理解するものである、と表現すればわかりやすいだろうか。
なぜあなた方が自分の魂の傷を癒さなければならないのか、そしてなぜ魂に傷を負うのか。
その仕組みはあなた方には理解できないものである。
第1霊信の公開その2
2011年7月9日土曜日
第1霊信の公開その2
魂の傷、そしてその癒しはすべてその魂によって引き起こされる。
あなた方(M子・稲垣)は、理解できないであろう。
どのように悲惨で、辛い死も自らが選択したものであると受け入れられないであろう。
あなた方はこの世界に存在する限り、どんなに求めたとしても理解を手にすることはできないのだ。
真理は「生」の状態にいる限りは得ることはできない。
だが、人は真理を求める。
それは死を迎えると同時にどのような人間にも与えられるものなのだ。
人は誰もが真理を得るということを忘れている。
そして真理はすべてであり、それを一つにまとめるには言葉はあまりにも無力である。
言葉は道しるべでしかない。
あなたが決めた「内的目的」は、あなた(稲垣)自身がまだ距離感さえもつかめていないものである。
今のあなたには、それが何なのか憶測もできない。
今のあなたに必要なのは、あなたの魂にとっての「目的」があるのだと理解することである。
その目的を通し、あなたは魂の傷を癒すのだと理解しなさい。
今、あなたに語りかけている私が誰なのかあなたは分からない。
そして、M子も私が接触しながらも誰なのかが分からないでいる。
私はあなた方を繋げるものである。
これまで私があなた方に接触をもったことはない。
私は神ではない。
第1霊信の公開その3
2011年7月9日土曜日
第1霊信公開その3
M子が先ほど考えていた「今日、神が語りかけてくる」という予感は期待である。
彼女は自分に接触を持つ存在を明確に捉えなければならない。
多くの霊媒の場合は、ある特定の範囲でまとめられるような類似性を持つ霊的存在からの接触しか受けないためにその判断は容易である。
だが、彼女に接触を持ってくる存在はさまざまものであり、彼女が今世で得ている知識では理解が及ばない存在もいる。
それらを理解するため、彼女は今後あらゆるものを情報としながら自らの霊性を成長させるだろう。
あなた(稲垣)は、自分の持つヒーリング能力に対してより多くの理解を持たなければならない。
なぜなら、それはあなたにとっても他者にとっても、時と場合によっては「癒し」とは相反するものを与えるものになりかねないからである。
あなたが癒す対象者の疾患等を「負」のエネルギーとする。
それをあなたが癒すとしたら、そのエネルギーはどこに向かうものなのだろうか。
あなたが癒しを起こすとき、多くの高級霊が治療霊としてあなたのもとに集まる。
だが、それは能力を最大限に引き出してもあなたの体の疲労を消し去ることはできない。
あなたの身体的エネルギーをコントロールするのはあなた自身である。
それはヒーリングとは別のやり方で解消するべきものである。
あなたは「イメージ」し、そのエネルギーを消すことができる。
あなたはある人数の治療をこなす。あなた自身はどの程度で「負担となる疲労」が生じるのかが判断できないであろう。
なぜ判断できないか、それは癒しを起こすうえで体内のエネルギーの流れが通常の意識で起こるものとは異なるものであるからだ。
どのように変化するのかは、あなたが実際自己観察した方が理解しやすいものである。
「負担となる疲労」とは、あなたの体内にもともとあるべきではない「あなたの体を通し体内に入り込んだもの」を浮上させる。
例えるならば、血液中や内臓、それらに溜まった体内には不要なものの流れや動きも「通常の状態」とは変化させるものである。
これらの詳細の説明をあなたがもし求めるならば、M子が現段階より深意識で私により接触する環境でなければならない。
今の彼女の意識では適切な言葉を集めることは困難である。
第1霊信の公開その4
2011年7月10日日曜日
第1霊信公開その4
あなたがそれらの「負のエネルギーの要素」を消すために、ヒーリングを行った日は必ず自分の体を浄化しなければならない。
瞑想をしながら、へそに両手を当て「へそを中心として光が身体中に広がる」というイメージをしなさい。
体を持つ限りはあらゆる制約が生じる。食物・空気・衣服、あらゆるものを通して「負の要素」となるものは体内に取り入れられる。
そのわずかなものさえも、原因になりかねないものなのだ。
あなたはヒーリングを行う際に自己管理を徹底しなければならない。
そして、あなたの探究心の方向性について語ろう。
今後、あなたは自分の思うままに前進するべきであり、そのためのこれまでの道のりであった。
あなたは、自分の直感を通し「得るべき知識」を模索していく。
あなたが求めるものは国内に留まらず、その範囲は他国へと広がる。
そのための手段を徹底するために、英語力を向上させなさい。
今、あなたに私が伝えるべき「あなたへのアドバイス」は以上である。
これより先は、私ではなく別のものが続きを語る。
注:第1霊信はこのあと送信霊が交替したようです。その冒頭部分を紹介します。
私は、M子を守護するものの一つであり、これまで彼女の「心」を管理していたものです。
人は私のような存在をいまだ表現したことがありません。
彼女が無知なためではなく、言葉が存在しないために私という存在を明確に表現することはできません。
今日、彼女に伝えたことをあなたにもお伝えします。
彼女の魂を形成するにあたり、神はある計画をされました。
彼女の魂は人としての要素、そして自然としての要素、精霊としての要素、そして高級霊としての要素、あらゆるものの霊性を含んでいます。
そのために彼女の霊性としてのアンテナは多様性を持つのです。
神は、彼女にある計画を与えました。
それを彼女も知りたいと望みました。
その計画が成されるかどうか、そして成されたかどうかを知ることが出来る者は幸いです。
それは神のご意志であり、これから始まる大きな計画の始まりでもあります。
あなた方は死後、それを見つめる者となるでしょう。
そして、見守る者となるでしょう。
あなた(稲垣)は、今世で魂の癒しという旅を終えます。
あなたにとって、これが最後の生まれ変わりとなります。
それはもう、すでに決められたものであり、あなた方と神との計画でもあります。
彼女は、すべてを繋ぐ一点の光なのです。
その一点がなければすべては繋ぐことはできません。
そして、その光を灯すのはあなたの役割です。
M子はまだ完全に覚醒していません。
彼女の魂の真の霊性を発揮させるための光をあなたが灯すのです。
その方法は、あなた自身が直感で理解しているものです。
それをM子に提案しなさい。
それに対し恐れを感じるのは、M子の魂のある部分です。
その魂は、これまで誰の言葉にも耳を貸そうとはしませんでした。
あなたを通じ、M子は傷に接触することが可能となります。
そして、あなた自身にもその傷は関係しています。
あなた自身がそのことを思い出すのはM子が覚醒した後となるでしょう。
第1霊信の公開その5
2011年7月11日月曜日
第1霊信の公開その5
彼女は生き急いでいます。
それは彼女がこの先に起こるあらゆるものを直感として感じ取り起こす感覚でもあります。
ですが、彼女自身が憶測するよりも時間があります。
彼女はそれまでに覚醒しなければなりません。
あなたは彼女の通った道を眺める立場となるでしょう。
神が彼女に今世ではじめて語りかけたとき、彼女に言われた言葉をここで私がお伝えします。
「あなたは常に、自分ではなく他者のための祈りを捧げてきた。
そして、その相手は守護霊でもなく、ガイドでもなく、私であったろう。
それなのに、なぜ私があなたに語りかける事を疑うのだ?
なぜ信じぬのだ?
あなたは常に私にのみ祈りを捧げてきた。
すべてあらゆるものをお救いください、そう祈ってきた。
誰かにそのことを打ち明けさえしないが、あなたは私を求めてきた。
あなたは神の道を望んでいる。
それが、あなたの今世の目的だ。
神の道を宗教者の辿るような道と考えるのはやめなさい。
あらゆるものを通し、ヒトは神の道を進む。
あらゆるものを表現方法とし、人は神の愛を表現する」
彼女が進むべき道は、まだ明かすことはできません。
あなた方が憶測するものは適切ではありません。
ですが、それは進むにつれて明らかになるでしょう。
一つあなたの過去世について語りましょう。
これは、直接私が伝えているものではなく、あなたを守護するものの一人が私を通し語るものです。
「あなたはその過去世で医師でした。
だが、あなたは多くの患者を死なせてしまったと自責しました。
だが、救いたいという望みも同時に残りました。
後悔とともに、望みは残ります。
どちらか一つでは存在することはできません。
あなたが今、このような方法で人を救う道を辿るのは「直接的に医者として癒すのではなく、間接的な立場から癒す」という方法をはじまりとして選んだからです。
そして、あなたのヒーリング能力の覚醒は、あなたが、直接的に関わることを魂が受け入れたために起こったものです。
あなたがなぜヒーリング能力を持つのか、それにはあなたが今理解しているよりも深い意味があります。
それを少しずつ理解していくのです。」
あなたを守護するものが直接あなたへと語りかけるには、まだ時間が必要となります。
ある流れに沿って、一つ一つ用意されたものをあなたは受け取ります。
あなたが必要なとき、彼はあなたに言葉を贈るでしょう。
(第1霊信おわり)
第2霊信の公開その1
2011年7月13日水曜日
第2霊信の公開その1
第2霊信の公開その1 着信07,1,14,5:23
私はあなた(M子)が考えるように、あなたとかけ離れた霊能力を持つものではない。私に目的があっただけだ。誰もがその目的に見合った才能を与えられる。
あなたにも目的がある。あなたは優劣をつけ、霊媒としての能力を持つ者を見る傾向がある。 それはもちろんあなたの能力が判断基準であり、あなたはその対象となる人物と似て非なるものを持つことを忘れ自分の才能を忘れてしまう。
あなた(M子)には左脳で理解する必要がある情報を与えられることは少ないだろう。なぜなら、あなたにはその必要がないからだ。あなたが向き合うものは二次的なものではない。あなたは本質を見抜くべきなのだ。
聡明でありなさい。そして道具に振り回されないようにしなさい。
霊信しながら今、あなた(M子)はこの文章を読む人間(ina)に対する呼び名をどうすることが適切なのか考えようとしている。だが、あなたが尊敬する人間を私がどう呼ぶかは問題ではない。だが、あなたはどうするべきか考えようとしている。
この霊信を続けるため、ここであえて稲垣と私は呼ばせていただく。
稲垣を守護する存在は、生前の私を守護していた存在であり、それよりも以前に多くの偉大なるものたちを守護していたものである。
だが、稲垣にはまだ打ち明けるべきではない。それは彼を疑いの思考へと誘う種となるだろう。
だが、ここで私があなたと稲垣に伝えるべきことは、私があなた方を繋ぐ理由である。
私は、生前あなた(M子)としての素質を持ち、稲垣の進むものと類似する方向性を持つものであった。そのため私は、あなた方を繋ぐものとして接触しているのだ。
(つづく)
注※「あなた(M子)としての素質」とは、M子の霊媒能力(チャネリング)を指すと解釈できる。「稲垣の進むものと類似する方向性」とは、催眠やヒーリング等によって病を癒すことだろうと解釈できる。通信霊は、生前、霊媒能力と病の癒し能力の双方を持ったとされる。そのような生前の人物とは誰か?
第2霊信の公開その2
2011年7月14日木曜日
第2霊信の公開その2
稲垣の誘導により、あなたはある存在へと接触するだろう。
稲垣よ、あなたは前世療法を通し、彼女の過去世以外のものと対話する。
それは存在ではない。
ある大きな意識である。
それは救いを求めている。
嘆いている。
多くの悲しみを吸い取り、そして多くの痛みを感じている。
あなた方には想像できない。
それに感情があるのかさえ理解できない。
だが、あなた方はそれなしには存在できない。
話の方向性について考え、疑いを生じさせないようにしなさい。
あなた方の道を反らせる種にしかならない。
道はもう用意されている、そのことを信じなさい。
分析しようとするのでもなく、納得を得るための論理を作り上げるのでもなく、感じなさい。
魂の求めるものを、ここにあるものを感じなさい。(第2霊信おわり)
注※第2霊信は比較的短いものになっています。
送信霊は身元を明かしていませんが、第1霊信の前半を送信した霊であることは文脈からほぼ特定してよいと思われます。そして、その霊は生前、霊媒能力と病の癒しの能力を併せ持つ人間として存在していたと告げています。
私の知る範囲内でそうした能力を発揮した人物はエドガーケイシーでした。
また、第1霊信で「稲垣を守護する存在は、生前の私(送信霊)を守護していた存在」と告げています。
一般に守護的存在は同時に二人の守護はしない、と言われていますから、もし第2霊信の送信霊がケイシーであるなら、私は彼の死後誕生していないと、生前のケイシーと私の両者を守護することはないと思いました。
そこで私はケイシーの没年を調べてみました。調査の結果、ケイシーの没年は1945年であり、私の誕生はその後ですから、「稲垣を守護する存在は生前の私(ケイシー)を守護していた」という文言はつじつまが合うな、と思いました。
驚いたのは、次から公開する第3霊信で私がケイシーについて調べたことを、通信霊が指摘したことです。
もちろん、調べたことをM子さんに漏らした事実はありません。
第3霊信の公開その1
2011年7月15日金曜日
第3霊信の公開その1 着信07,1,14 22:48
注※第3霊信は第2霊信と同日に着信しています。07,1,14の第2霊信は夜明け、第3霊信は夜中ということになります。以下に第3霊信を公開します。
今回の霊信を読むにあたって、注意する点をあなた(ina)に告げておこう。
まず、あなた方の次元にある「時間の概念」を捨てることだ。
それは足かせになる。
あなた方の次元での流れはある一定方向への流れに過ぎない。それは、ただそうあるだけだ。
過去・現在・未来のそれぞれの定義を捨て去りなさい。あなた方の世界に存在するにはその時間の定義は必要なものだ。
だが、あなた方にとっては、それはある意味では必要ないものである。あなた方が理解するべきものに対しては、その概念は足かせになる。
これまでM子には幾度となくそのことを説明してきた。
だが、この次元に存在する限り、そのことを理論として伝えることはできても認識することは通常の意識では不可能なものである。
あなた(ina)に対して忠告しておかなければならないことがある。
あなたは突如として霊性の進化を迎え、そしてその分野に対しての学びを得るための努力を積んだ。
だが、あなたが得たものの中にはねじ曲げられ伝えられたものがある。
あなたは、それらを捨て去るべき情報と吸収するべき情報として判断を下さなければならない。
それは、あなたが今後自身を通し分かるものである。
あなたが得たもののすべてが絶対的であり、不滅である真理を与える要素ではないのだと理解しなさい。
そして、真理は統計で計るものではない。
あなたは、自らの体験をもとに叡智を創造していく。
あなたが信頼する者からの知識でさえも、時には足かせとなるだろう。
すべてを否定することを促しているのではない。
「必要性」は時と同じくして流動するものなのだと説明しているのだ。
(つづく)
第3霊信の公開その2
2011年7月15日金曜日
第3霊信公開その2
人間を進化させるのは霊性である。
だが、その霊性は「霊媒としての素質」「ヒーリング能力」等の超感覚のみを限定し、対象としているのではない。
「知恵」は左脳がなければ創造されないものだ。
叡智はすべての感覚がつながらなければ存在しない。
どちらかだけのもの、それはただの「知識」もしくは「芸術性の高い作品」でしかない。
もちろん、それらにも影響力は存在する。だが、進化を与えるものではない。「霊性の成長」は、人類すべて、そして命あるものすべて、そして霊的存在すべてにおいて有益なものである。
あなたが(稲垣)が今後おこなうものは「探究」ではない。
もちろん、ある者の見解からはそう映るだろう。
だが、それは霊性の成長であり、すべてにおいて有益な恩恵を与える進化の一つである。
あなたは霊信を受け始め「使命感」に駆られている。
使命感はあなたに義務を生じさせる。
あなたを導くものは、あなたの興味であり、直感であり、あなたが覚えておくべきことは、それらに基づきあらゆる情報を処理しながら前進することである。
霊信も同じく情報である。
すべての情報は啓示である。
ここで「世界のあらわれすべては啓示」であることをあなたがたに説くことは省略する。
それは、ある者にとっては必要性を持つ場合もあるが、今のあなた方にとってそれは必要ないものである。
そして、あなたはあなたの「魂にとっての情報」を求めている。
だが、まだあなた自身の魂についてはあまり多くの情報は与えるべき時機ではない。
あなたの傷は完全に癒しを得てはいないが、あなたにとっての負担となる影響は少ないものである。
だが、今現在のあなたという魂の一面についての情報は与えられるものである。
あなたは、今語りかけている私がエドガー・ケイシーを守護していたものと考えている。
その真偽をあなたの中で晴らすため、情報を集めた。
だが、そんなことをして何になる?
もし、私があなたに「そうではない」と言えば、それは事実とは異なるものとなってしまう。
(つづく)
注※上記末文で 「私があなたに『そうではない』と言えば、それは事実とは異なる」という回りくどい言い回しで、この第3霊信の送信霊が生前のエドガー・ケイシーの守護的存在であることを認めています。
第2霊信で、「稲垣を守護する存在は、生前の私を守護していた存在」と告げていますから、第3霊信の送信霊は私の守護的存在であることになります。
また、文脈から第2霊信の送信霊はエドガー・ケイシーを名乗る霊ということになります。
同様に第2霊信の送信霊は、第1霊信前半の送信霊と同一霊(エドガー・ケイシーを名乗る霊)だと判断できます。
第3霊信の公開その3
2011年7月16日土曜日
第3霊信その3
あなたは、直感に完全な信頼を置いていない。
あなたのこれまでの習慣は「左脳を駆使すること」であった。
それはあなたの才能の一つである。
だが、あなたは今後それに「自分を導くもの」としての舵を与えてはならない。
あなたの魂に耳を澄ませなさい。
あなたの体の、肌の感覚、そしてあなたに接触してくる存在による空間の変化、あらゆるものを観察しなさい。
あなたはこれまでの感覚のように進もうとする波がくる。
それはあなたに長年習慣づいていた思考パターンであり根強いものである。
あなたはそのことについて、自分の知識からどんなものか容易に理解することができるだろう。
あなたに必要なのは、魂の感覚を研ぎ澄ませることである。
あなたの魂が求める「内的目的」とは、あなた自身が直接受けた傷の癒しではない。
「あなたの愛する者が受けた傷が原因となり、あなたに間接的経路を辿り起こった痛みの癒し」である。
よって、あなた自身の傷があなたの魂にとっての負担になる抑制が少ないため、あなたの霊性としての成長は起こり、あなたのヒーリング能力を覚醒させたのである。
M子の魂は、魂自身が受けた傷を持つために、完全に覚醒できない状態なのだ。
それは、M子の感覚が受け取る情報を時には混乱させる。
もちろん、このような霊信をおこなう状態においては、守護するものにより秩序は保たれている。
前回の霊信であらわれた「M子を守護するものの一人」が、なぜM子の心の管理をしていると述べたのか、なぜその必要があるのか説明しよう。
その魂の傷はあまりにも多くの哀しみを抱えている。
その傷がなぜこれまで浮上してこなかったのか、それは通常の「催眠療法」では癒すことは不可能だからである。
それは多くの高級霊による癒しを求めている。「人間による癒し」では、その傷を癒すことは不可能である。
よって、あなたにその役割が与えられるのだ。
(つづく)
第3霊信の公開その4
2011年7月16日土曜日
第3霊信の公開その4
今現在PCに表示された時刻は21:59である。
M子は47分から脳の感覚に異変が起きていることを感じている。
これは、その魂の傷による影響である。
そして、これはその傷が与えるわずかな影響でしかないのだ。
だが、恐れないようにしなさい。
この感覚があらわれ始めたことは、魂が深奥から動き始めたことを意味する。
魂はすべてに理解を求めている。
今朝彼女がみた夢は何をあらわしているか、それは重要性を持つものなのか。どんな優れた精神科医でも、それは分析不可能なものである。
よって、ここであなた方に伝えられる範囲のものを語ろう。
なぜ範囲限定という制約が生じるか、それは何度も繰り返すように「言葉では伝え切れないものが多すぎる」からだ。
あなたにM子が伝えた内容以外に、とても今のM子に重要性を持つものがある。
それは、兄との関係性である。
その場面をここで説明しよう。
M子の実家の茶の間でM子は友人たち数人と朝食の用意をしようとしていた。
だが、そこでは皆落ち着かないと察し、M子は移動しようとした。
だが、そこでM子の兄と結婚予定の恋人(現実においてそうある人物)が性的交渉を始めようとする場面を目撃し、怒りをあらわにした。
兄は、恋人の精神状態が不安定なためにそこで休み落ち着くためにしばらくいることを要求した。
だが、M子はそれを家事などの手伝いをしない言い訳として受け取り憤怒する。
これは、今のM子の精神状態を暗示しているのではなく、M子の魂の傷に対し大きく起因するものを暗示している。
それは先ほど述べた「傷」とは別のものである。
その後、先ほどM子があなたに説明した内容に移る。
(つづく)
第3霊信の公開その5
2011年7月17日日曜日
第3霊信の公開その5
M子と兄は、過去世において敵対関係にあった。
邪魔な存在であり、呪うべき存在であった。
二人は四度殺し合い、常に憎み合っていた。だが、四度目に殺し合うとき、二人はお互いの立場を理解し合った。
そこで二人の中に生まれたのは「ある意味では思いやり、そしてある意味では同情」という入り混じった感情である。
だが、二人をそれでも同じ過ちへと流したのは「お互いが持つ使命感であり自らの周りを守ろうとするゆえに生じる義務感」である。
二人は、死を迎える前にそれまでの生まれ変わりで得ることのない真理を得た。
魂の浄化としての真理を得たのは死後である。
そして、二人はごく普通の家庭で兄弟として生まれた。幼い頃はその悟りにより仲むつまじい兄弟としてある時期までは過ごせた。
だが、それ以後はお互いに辛い経験をする。友人との関係において起こる問題、それらをお互いに知りながらも何も手出しをできない無力感を感じた。
それは、その過去世での延長する問題でもある。
今朝の夢に兄があらわれたのはその過去世での意識に触れたため、M子の意識にある情報が集まりそのような形態となったのだ。
M子の夢がなぜいつも混乱しているのか、それは先ほどにも述べた過去世の傷の影響である。
だが、流れ自体が混乱しているのではない。表現が混乱しているだけなのだ。
(つづく)
第3霊信の公開その6
2011年7月17日日曜日
第3霊信の公開その6
その場面についての説明をしよう。
実家は今現在という地点のあらわれであり、時空が混乱したように思える祖母や叔母のいる昔の実家は、あなたの深層意識のあらわれである。
そして、M子がそこで見たもので混乱していないものは「過去の自分」のみである。
他のものは、混乱したあらわれである。そこを流れるものである。過去にM子は夢見を通し、未来の自分へと接触した。
そして、今朝は過去の自分と接触した。
過去の彼女は助けを求めていた。
今のM子はそれを拒否した。
当時のM子がその場面の前に見た夢の内容を彼女は覚えていない。
なぜ覚えていないのか、それは「助けてほしい」という意識のみのあらわれでしかないからだ。
幼い頃の彼女には、それを夢で見ることができなかった。
そして、今朝、M子が自分を拒否したとき、なぜ以前反対の立場から同じ内容の夢を見ていたことを思い出す必要があったのか。
それは、M子の魂がM子自身に救いを求めていたからである。
幼い頃をしているが、その彼女は「これまでの彼女のあらわれ」である。
もちろん、癒しを得ている部分も多くある。
だが、これまでに傷を受けてきた彼女自身はまだ存在する。
そして、これは彼女自身の意識変革を暗示しているものである。
現在の彼女と過去の彼女が夢に同時に存在する、それ自体が変化の兆しを意味する。
ここでなぜ、あなたにM子のこの夢についての説明をするに至ったか。
それは、あなたがそのことを知るべきであるからだ。
より潤滑に行うため、あなたには情報が与えられる。
M子に対して行うのは、あなたがこれまで行ってきた「前世療法」や「年令退行催眠」とは異なるものと踏まえなさい。
(つづく)
第3霊信の公開その7
2011年7月17日日曜日
第3霊信公開その7(第3霊信おわり)
もちろん、その夢に関わる過去世は霊的存在からの癒しを求めているわけではない。
だが、あなたがM子に前世療法を行う際に「そこで浮上するどの前世が霊性にもっとも大きな影響を与えているか」をより明確に判断できるように情報を提供する必要があるのだ。
あなた方の道は決まっている。
だが、あなた方がクリアすべき項目は道が決まっているにも関わらずあるのだと理解しなさい。
ここで、あなた(稲垣)に告げておくことがもう一つある。
M子の魂に大きく影響する傷は、一度崩壊した。
そして、今世でM子が辿るべき目的はある意味においてはその過去世と同じものである。
彼女がはじめてこの世に生まれついたとき、彼女はその目的をやり遂げることができなかった。
そして、368回の輪廻転生を繰り返し、369回目に彼女はその目的を達成させる。
それは、彼女の魂がすべて決めたことである。
生まれ変わりを始める前、彼女はそのすべてを決めたのだ。
そして、あなたも同じようにそうである。
あなたについて語るのは、わたしたちを守護するものから直接伝えられるであろう。
(第3霊信おわり)
注※ この第3霊信の送信霊は「稲垣の守護的存在」を名乗っています。
内容的に全体としては、ほぼつじつまがあった展開になっていますが、M子の夢の解説については不可解で解釈不能です。
また、「稲垣について語るのは、わたしたちを守護するものから直接伝えられるであろう」と告げて終わっています。
霊団を守護するさらに上の存在とは? 次回公開する第4霊信は短いものですが、それらしい存在からのものらしいと思われます。
第4霊信の公開
2011年7月17日日曜日
第4霊信の公開 07,1,16,2:01着信
誤った認識をしないよう、見落とすものがないよう、そしてあなた方が負担となる疲労を生じないよう今日は私からの言葉は控えるものとする。
だが、私からの言葉だけが啓示だと思い込まないようにしなさい。
なぜなら、あなた方を取り巻く世界すべてが情報であるからだ。
現実離れした出来事からのみ、前進する方向性を見いだすためのヒントを得ようとするのではなく、あらゆるものに目を向けることが、あなた方にとって霊性の成長へと繋がるものである。
霊信のペースが自分の理解と神に対する信頼に大きく関わるとの解釈は適切なものであるが、ある意味においてはそうではない部分もある。
その意味とは、あなた(稲垣)の信仰心はあなたの感じるものより強いものであり、あなたが自負するようなものではないということ、そして、M子の疲労により身体的影響をきたし霊信が休止するに至ることを避けるため、というものである。
信じようとしなくても、あなたはすでに多くの信頼を置いている。
私達はあなたを試しているのではない。試練を置いているのではない。
必ず何かを得て進むものである。
あなた方にとって、学ぶことはどんなものからでも一つあるのだ。そのとき手にすることができるのは、その瞬間に一つなのだ。
(第4霊信おわり)
注※ この第4霊信の送信霊は身元を明かしていませんので特定不能です。ただし、「私からの言葉だけが啓示だと思いこまないように」と、「啓示」という言葉を用いていることに着目すると「神?」の可能性があるかもしれません。
次回公開する第5霊信も、第4霊信と同一の送信霊からのもののようです。
第5霊信の公開その1
2011年7月18日月曜日
第5霊信の公開その1 07,1,16,23:16着信
あなた方、そしてすべてのものは大いなる一つの存在からの繋がりを持っている。その繋がりに近いとき、あなた方はあらゆるものを見通すことができる。
そして、過去・現在・未来においてあらゆるものを悟る。
そして、愛に包まれる。
だが、そこからいずれまた離れてしまう。
そして、またすべてを忘れたかのように、自分のしていることが何なのかさえも分からなくなる。
そこまでの流れは多くのものにより、あなた方の存在する世界でこれまで霊性の成長を説く者により、ある範囲までは広げられてきた。
だが、その先を理解する者はその真理を説くことができないのだと悟る。
はじまりも終わりも、すべてが選択されたものが真実だという言葉を信じるとしよう。
愚者と賢者を分けることがあなた方にできるだろうか?
愚者は、悟りを得ず言葉のみを信じようとする者である。言葉に真実性を見いだそうとする者である。言葉は「導き」でしかないのだということを知らない者だ。
その者は無知さゆえに「疑う」ことを思い浮かべることも出来ない。
賢者は疑う。だがその「疑い」は否定できない。自らのうちに信仰という名の塔を築くため、その材料となるものを集める。
一つ一つ、どんなものでも自分の目の前にあるものはその塔を築くための手段となり、材料となり、そしてそれを行う自分の糧となることを心得ている。
あなた方は賢者としての心得を、これまで無意識のうちに行ってきた。
だが、あなた方はもっと理解しなければならない。
賢者は、愚者を賢者へと変える手助けをする。
だが、自らの思想を押しつけるのではない。
「愚者の中に内存する賢者の要素」を引き出す術を心得ているのだ。
あなた方が人々に伝えようとするものは「あなた方が相手が何も持たない状態から教える」のではなく「相手の中に賢者の要素を見い出し、それを引き出す」ものなのだ。
まだ、あなた方はその伝えるものが何か、完全にその全貌を悟ってはいない。
だが、それは時が来れば理解するものだ。
すべてのものの中にすべてが備わっているのだと理解しなさい。
(つづく)
第5霊信の公開その2
2011年7月18日月曜日
第5霊信の公開その2
あなた(稲垣)は、肩の力を抜き始めている。
それでいいのだ。
あなた方は構えていては何も見い出せなくなる。もっと楽しみなさい。
これは「遊び」なのだ。
すべての計画はそうである。
だが、この世に存在する限りはあなた方はそれを理解できない。
そう、それでいいのだ。
あなた方はそこから離れ、ようやく悟ることができるのだから。
今日は、あなたは、M子の霊信でどの高級霊が語りかけてくるのだろうかと考えた。
だが、私は高級霊ではない。
あなたの期待を裏切るわけではない。
私はあなたが最も求めるものである。
私が何か、あなたの直感で悟るだろう。
かしこまらずに、もっと肩の力を抜きなさい。
私はあなたの上にいるものであり、
下にいるものであり、
隣りにいるものであり、
そばにいるものである。
そして、あなたの目の前にいるものである。
そして、あなただけではなくすべてのものに対してもそうである。
だが、人々は私が自然なものなのだと分からないあまりに、あらゆる手段を通し私を知ろうとする。
そして感じようとする。
私を恐れるもの、そして救いを求めるもの、欲するもの、すべてのものは同じ平行線の上に立っている。
だが、人々はそのことに気づかない。
その場所が自分にふさわしくないと感じ、抜け出そうとするものもいる。
だが、その場所に立つことが必然であると分からないあまり、もし抜け出し別の場所に移動したと感じても、そう思い込んだだけで、あなた方の立つ位置は変わらないままなのだ。
(つづく)
注※ この送信者がなにものであるか、私の「直感」は「神」でした。
送信者は高級霊ではないと述べています。
そして、私の期待を裏切る訳ではないと述べています。
さらに、すべての計画は遊びであると言い放っています。
その存在は、私の上におり、下におり、隣りにおり、そばにおり、目の前にいる。
すべてのものに対してそうであるもの、すべてのものに遍在しているもの。
このような存在は「神」以外にないだろうと思われました。
第5霊信の公開その3
2011年7月19日火曜日
第5霊信の公開その3
今、これを読みながらあなたは「何を言おうとしているのかよく分からない」と考えているだろう。
これを「抽象的な表現」として受け取っているだろう。
この世界ではそうだとしても、それが真実なのだ。
物事の本質がどんなものか、あなたは分かるだろうか?
素直に感じるもの、シンプルに表現できるもの、あなたが複雑でないと感じるもの、困難でないと感じるもの、それらは本質的なものを多く見い出せるものである。
物事は本質的なものと二次的要素、そして三次的要素、そうやって細分化されていく。
だが、どんなものも、その中心はすべて同じものなのだ。
日常的な生活に目を向ける必要性も同じである。
霊的なものでなければ、情報を与えないと限定するのではなく、あなたを中心として取り巻くすべてに対して「啓示である」と考えなさい。
ある一定の分野だけが一人歩きすることはないのだ。
すべてのものに対し、あなた方の持つ最善のものを与えなさい。あなた方が判断を下し、そのときの最善なものを選択するのだ。
(つづく)
2011年7月19日火曜日
第5霊信の公開その4
第5霊信の公開その4
今日は「あなた(稲垣)という人間」について語ろう。
あなたの歩んできた道のりは、あなたという魂の旅である。だが、あなただけではなくあなたに血を与えたものによる旅の続きでもある。
あなたは高級霊のみに今は焦点を当て、意識しようとしている。
だが、あなたは忘れてはならない。
あなたの知る者の存在こそが、今のあなたを創造する過程を築いていたことを。
それは、あなたとその者の旅だけではない。あなた方よりもさらに前、そしてその前、遡るとそれはどこまでも続いていく道となる。
あなた方はすべてとの繋がりを持っている。
それは、あなた方が今の意識で思い返せる範囲に留まらない。その繋がりを感じようと意識せずとも、あなた方はその繋がりによる恩恵を与えられているのだ。
それは、すべてのものに対してもこれまでもそうあったものである。
あなた方はあらゆるものの魂を通し、あなた方の魂の旅をする。
(つづく)
2011年7月19日火曜日
第5霊信の公開その5
第5霊信の公開その5
M子はよく自分の行う霊信の内容を疑う。
敬意を払うあまり、そして自らの感覚に対し絶対的な信頼を持てないがゆえ疑いが生じる。
だが、そうやってすべてが繋がりを持っているのだとしたら、あなた方にどんな存在が来ても不思議はないと思わないか?
なぜ自分の感覚に自信が持てない?
M子よ、あなたの目的があなたにとって負担となるほどの大きな荷物だとでも考えているのだろうか?
あなた方は、使命を大きな負担として考える傾向がある。
だが、それは違う。
言葉に重みを感じるのは、あなた方の魂の中に抵抗や反発、恐れ、不安などを感じる部分があるからだ。
目的を楽しむのだと理解しなさい。
重みを感じたとしても「楽しもう」という気持ちを持つことで、ある変化が起こる。
その変化とは「楽しむ=陽」「重みを感じる=陰」という相反するものの要素の割合を変化させるというものだ。
光と闇、それらを相反するものとして例えにしよう。
光と闇、人々はどちらも存在するものだと理解できない。
闇を拒み、光を求める。だがそこで必要なのはどちらかを求めるということではなく、「闇の存在を認め、光に目を向けること」である。
目に映るものこそ、その瞬間の真実である。
(つづく)
第5霊信の公開その6
2011年7月19日火曜日
第5霊信の公開その6
M子がここ数日霊信中に聴く耳鳴りは、あるものの触発である。その呼びかけは、M子に届かない。その音しか聞くことができない。
M子は以前、過去世でそのものに誘われ破滅した。
そう選択したのはM子だ。
これまで、そのものによる接触は「思考という意識」により行われてきた。
M子が日常を過ごすに当たって感じ取り、そして流れてくる意識としてそれは受け取られてきた。
だが、あなた方を守護するものにより、それはこれまでよりも少ないものとなっている。
あなた方は、自らの魂が「透明度を高いものとし見つめるものに惑わされない」ように意識を保つ必要がある。
あなた方が特別であり選ばれたからそのように守護されているわけではない。
今その必要があるからだ。あなた方が、より道をよく見通し、そして進みやすい状況にするべくしての必然なのだ。
それを踏まえ、守護するものに対し感謝しなさい。
そして、あなたが今世で生じさせた傷について語ろう。
それは些細なものであり、深刻に考えるべきものではないとあなた自身は考えている。
それは、あなたの思いこみであり、その傷は癒すべき傷である。
それは、あなた自身これまでの探究により得た知識で十分理解できるものである。
あなたが違和感を感じないほど自然に流す「無意識のうちに感じる孤立感」は、あなたが目を背けているものである。
(つづく)
第5霊信の公開その7
2011年7月19日火曜日
第5霊信の公開その7(第5霊信おわり)
あなたは、まだ気づいていない。
あなたはもっと「今の自分に対して意識を向け注意深く観察する」必要がある。
詳細を分かりやすく説明するならば、「あなたという人間がこの世に生まれついてから、あなたの魂に刻まれたものが今のあなたを形成している。
そして、それらの中にあなたにとってあなたの道を拒むもの」が存在する。
それは妨害しない。
それはあなたを傷つけない。
だが、あなたが見つめるべきものからあなたが気づかないように「見つめるべき対象から別のものへと焦点を移している」のだ。
その主張は弱いものだ。だが、あなたの進もうとする道を拒むものである。
それは、あなたの寂しさから生まれたものである。
あなたの幼少期に感じたそういった感情が刻まれている。
もちろんM子も同様である。
あなた方は、霊信による霊的成長のための啓示が重要だと理解するように、自分という人間が生まれついてからのそういったものに対しても目を向ける必要がある。
それさえも、あなた方を大いに助け、協力し力を与えるものとなるのだ。
そして、あなた方がそれぞれ深い繋がりを持つ人間に、霊的存在としてもそばで見守る親しきものに対し愛を感じなさい。
そして、その愛を受け取り、あなた方もそれぞれその者に対して愛を与えなさい。
あなた方に今必要なのは「やすらぎ」である。
世界中の重荷を背中に乗せているのではないと理解しなさい。
肩の力を抜きなさい。
あなた方は背負うのではない。
あなた方自身の魂の傷を含め、そのすべてを抱きしめるのだ。すべてと一体となるのだ。
(第5霊信おわり)
第6霊信の公開その1
2011年7月20日水曜日
第6霊信の公開その1 07,1,17,22:25 着信
より多くのものたちが、あなた方の光を求め始める。
生きているものだけに留まらず、死を自覚していないもの、そしてこの世から離れられないものたち、あらゆるものにとっての光を放つようになる。
あなた方の目的は、あらゆる霊的存在に関わるものだ。
生きているものも、本質的には「霊的存在」と言えるものである。
あなた方に求められるのは、叡智であり愛である。
だが、あなた方は「神の道」に対して誤解を抱いている。
あなた方の「神の道」は、あなた方が自然と歩んでいくものである。あなた方はこれまで歩んできたそのままのペースを変えることなく、呼吸をするように自然にその道を歩む。
そして、すべてのものが歩む道は神の道に通ずるものである。
私たちがあなた方に与える情報について忠告しておこう。
あなたは、信頼のおけるものでさえ、これまでの霊信をまだ伝えることをしてはならない。
なぜならば、その者はあなたではないからだ。
あなたが感じたもの、理解したものと同じようにその者が得ることはない。
その者には、まだタイミングが早すぎるのだ。
その者に伝えるべきときに言葉を与えよう。
表面的な情報を与えることは許されるが、その全貌を与えるにはまだ早いのだと理解しなさい
あなた方が連絡を取り合っていることや前世療法を行うことに対して情報を与えることは許される。
だが、霊信のある部分ついては語ったとしても、その者たちの理解は及ばないものである。
あなた方が、その全貌を他者に伝えることができるのはまだ先のことなのだ。
(つづく)
第6霊信の公開その2
2011年7月20日水曜日
第6霊信の公開その2
ここである文明について語ろう。
私はあなた方とともにその文明に存在したものであり、そこで魂の旅を終えたものである。
その文明は、今でこそ夢物語のような絵空ごとのように描かれることが多い。
そして、謎めいたものでもあり、多くの者を惹き付ける。
あなた方はその文明がどれを指すのか、すぐに思い浮かべられるだろう。
だが、その詳細についての確かな情報を誰も得ることができなかった。
それはなぜか。
それらは多くの者にとって「魂に深い傷を残す」場となったからだ。
今日、それについて語られる霊信のほとんどは誤った情報であり、わずかなものとして正確な情報を伝えているのは我が霊団に属するものによる霊信である。
ここであなた方にはっきりと伝えているのはなぜか。
もうあなた方にとって「エドガー・ケイシー」が関わっているかどうかは特に重要ではなくなっているからだ。
あなた方は、そのことについて過剰な意識を示さない。
よって、ここででは伝えることを許されるものとなっているのだ。
(つづく)
第6霊信の公開その3
2011年7月20日水曜日
第6霊信の公開その3
その文明は素晴らしい繁栄を誇り、その文明の前進は留まることを知らないようにあらゆるものを探究しようとした。
あなた方(i稲垣とM子)は、そこに存在した。
今与えられる情報はここまでのものだ。
文明は、人を向上させるための団結力を生む。
だが、人を自らの愚かさにより何へ進もうとするための向上かを忘れさせる。
これまで、悲劇という歴史の産物は、恩恵に姿を変え人を向上させてきた。だが、
その文明で起こった出来事で生じたものは、まだ恩恵とは呼べないものである。
あなた方は、それらを恩恵に変えるために一点の光を創り出すのだ。
今夜、あなた方のするべきことは一つである。
自らの魂に語りかけなさい。
何が起こったのか、自分の魂を理解するための情報を求めなさい。
利己的ではなく、お互いが同じ一つのものを見つめるため、そして目的を一つにするために、語りかけなさい。
あなた方の魂は、あなた方に語りかけようとしている。
それを受け入れるために向き合うのだと意識しなさい。
そして、周りのものへの愛を与えることを惜しみなく続けなさい。
外的目的、内的目的のどちらも目指すべきものだと忘れないようにしなさい。
(第6霊信おわり)
注※ 第6霊信の送信霊は、素性を「あなた方とともにその文明に存在したものであり、そこで魂の旅を終えた」「我が霊団」と告げています。したがって、ケイシー霊団(仮称)の一員であり、稲垣とM子に関わるものということになります。
文脈からすると、第3霊信の送信霊である稲垣の守護的存在と同一であろうと思われます。
第7霊信の公開その1
2011年7月21日木曜日
第7霊信の公開その1 07,1,18,22:28着信
あなた方はこれから述べられることについて、しばらくの間一切口外することを許されない。
なぜなら、それらについて知る者はわずかでしかないからだ。
そして、それについて知る者はある意味において選ばれた者である。
あなた方にとっての「選ばれた者」という意味は、もう適切な意味として受け取られている。
よって、ここでは率直な表現を用いることにしよう。
これまで、回りくどい表現になっていたのは、あなた方が言葉の本質を理解していないがため、出来るだけ「その意味の本質的なものを理解できるように」する説明が必要であったためだ。
あなた方は、言葉が柔軟なものだと理解し始めている。
それは、多くを含みながら、ある部分のみにしか目を向けさせない場合もある。
これから私の伝える物語を、あなた方は「想像力」を用いてあなた方の中で思い浮かべなさい。
あなた方自身の中で「回想」するのだ。
もちろん、それは今現在のあなた方がするものである。
だが、回想することにより、あなた方の深層までもぐりこんでいる「傷をもつもの」に語りかけることができる。
これからは、表現を明確にしていく。
ここで用いる言葉や表現は、「今現在のあなた方を中心」にして用いられるものである。それは、これまでの霊信も同様であり、より理解や認識を得やすくさせるためである。
かつてある大陸を中心とし、地球に繁栄した文明があった。・・・(中略)
「地球」には生命は存在しなかった。あなた方にとって衝撃を与えるものであり疑いを生じさせるものを私はこれから伝えていく。
あなた方は純粋に「物語」として今は読みなさい。
(つづく)
注※ 「・・・(中略)」の中略部分は、霊信の箝口令に触れると判断した部分です。
霊信はこのあと現代進化論からすれば奇想天外なことを告げていきますがその具体内容の公開を今は控えたいと思います。
なお、この第7信送信霊は、はじめて「エドガー・ケイシー」だと名乗っています。次回その名乗りが出てきます。
第7霊信の公開その2
2011年7月21日木曜日
第7霊信の公開その2
地球は、創られたものである。
ここで、この表現を用いるのは、地球も生命の一つであるからだ。
あなた方の世界では、この事実を理解するには多くの年月を要する。
ある惑星で、今現在「地球に存在する」命あるものすべてが存在した。
それらは、一つの惑星ではなく多くの惑星にそれぞれの世界を持ち存在していた。
そして、今では地球に存在しないものたちも、それらの惑星に存在していた。
ここで説明しておくべきことが一つある。
それぞれの惑星での時間の流れは全く異なるものである。
よって、ここで他の惑星に対しての現状を説明するにあたり、「今現在の他の惑星」として主語を用いる場合、それは真実に反するものである。
それを踏まえた上で語りを読みなさい。
今、それらの他の惑星には「過去地球に存在していたが絶滅した」とされる種は存在する。
もとは地球ではなく、その地で生まれたものたちである。回帰したのだと理解しなさい。
・・・(中略)
あなた方の世界で今日語られる「地球外生命からの接触」は事実であるものと、そうではないものとがある。
それらの接触も、計画の一部であると理解しなさい。・・・(中略)
その惑星の名や、そこから移住したものたちの築き上げた文明の名をあなた方は知りたがる。
だが、ここでは伝えることが困難である。
なぜならば、「言葉」が異なるからだ。
今日「アトランティス大陸」と呼ばれるものは、当時呼ばれていたものとは全く異なる。
だが、その文明で多くのものが話す言語を正確にリーディングした者はいない。
私は、エドガー・ケイシーである。
私がリーディングしたものも、ある意味においては事実とは異なるものである。
核心をつくものではないが、ある程度の輪郭は形成できる情報は得たものである。
(つづく)
第7霊信の公開その3
2011年7月22日金曜日
第7霊信の公開その3
なぜ、今回の霊信で私が役割を担ったのか説明しよう。
それは、私(エドガー・ケイシー)がよりあなた方の意識に近づけるものであるからだ。
我が霊団は多くのもので成り立つものである。その中でも、私はより「新しい意識」である。
それにより、あなた方に近づきやすい状況をつくり出すことができる。
そして、より明確に情報を伝えることができる。
あなた方が想像しやすくするため、その文明を「アトランティス文明」とここでは呼ぼう。
アトランティス文明は、その惑星から移住したものをはじめとし、他の惑星から「生命が安定し存在する環境」をつくるための協力者、そして多くの惑星から強制的に地球へと連れられたものたちが存在した。
ここでは「人類」に焦点を当てよう。
動物・植物に対する説明は、その必然により語られるものだと踏まえなさい。
その惑星が滅んだ原因は、「その惑星の寿命」が原因ではない。
その惑星では「惑星という生命からのエネルギーを他のエネルギーへと転換」させることが可能であった。・・・
(中略)
はじまりは、一人の女性であった。
それは我が霊団に属するものである。
そのものは、その惑星が滅ぶ時にともに命を捧げたものである。
よって、そのものは魂の旅を終えることができた。
そして、そのものはM子の心を管理するために守護するものである。
(つづく)
第7霊信の公開その4
2011年7月22日金曜日
第7霊信の公開その4
そして、そのものと同じ姿を持つが別の魂であるものたちがアトランティス大陸でその行為を継続させ始めた。
その惑星でも、そのものと同じ姿をし別の魂を持つものは存在した。
だが、はじめと終わりはそのものに担われた役割であった。
なぜなら、その技術を提案し始めたのはそのものであり、その惑星への償いとして生命エネルギーを与えたのもそのものであるからだ。
だが、そのものと同じ姿をしたものはアトランティス大陸へと移住した。
それにより、その行為は継続されるものとなった。
アトランティス大陸に、その惑星で繁栄した文明のすべてがそのまま移された。
だが、時間の流れがその惑星と地球は異なるため人は「短命」となった。
私(エドガー・ケイシー)のリーディングでも説明されている事実をここでは引用しよう。
これは、過去にM子が私のリーディングを編集したものに目を通したとき記憶されたものである。
もともとは、人は「今の人類」という姿ではなかった。
それらの惑星で生存していくにあたって必要なあらゆる外見的、内面的特徴をそれぞれ持っていた。
それらの多くのものがアトランティス大陸に存在した、そう想像しなさい。
それらのものについての説明は、今のM子の意識では伝えることが困難であるがゆえ、別の機会にしよう。
その必然は、あなた(稲垣)が判断して行いなさい。
(つづく)
第7霊信の公開その5
2011年7月22日金曜日
第7霊信の公開その5
アトランティス大陸では、多神崇拝が行われていた。
各惑星により信仰は異なり、信仰対象がないものたちもいたため、そういった意味ではまとまりは見られなかった。
植物を崇拝するものたち、石と水を崇拝するものたち、動物を崇拝するものたち、人を崇拝するものたち、そして惑星を崇拝するものたち、宇宙を崇拝するものたち、あらゆる信仰対象がそこにはあった。
ある一定の流れは破滅へと向かい、そこにはあなた方(稲垣とM子)は存在しなかった。
そのとき、その惑星と同じ手段を用いていたにもかかわらず「その技術によるデメリット」を知るものはなく、その惑星で起こったものの多くは忘却のかなたへと消えてしまっていた。
惑星信仰をするものたちは「惑星との語り手」を選び、そのものにその内容を伝え、惑星を慰める役目が与えられていた。
そのものの生命エネルギーを転換し、それは行われていた。
それは、他の信仰でも同じであり、それぞれの対象との「語り手」が選ばれそういった役目が与えられた。
(中略)
戦乱が広まり、それぞれの信仰を持つものたちは団結するものと対抗するものとに分かれた。
惑星を信仰するものたちは、石と水を信仰するものと団結を図った。
そして、植物を信仰するものは追いやられた。
なぜなら、彼らは「争うことを拒みその流れに任せた」からだ。
地球で滅びを迎えたとしても、他の惑星もしくは地球で別の世という旅を進めていくことを理解していたからだ。
今では滅びを迎えた種を従え、動物を信仰するものたちはどのものとも団結はしなかった。
宇宙を信仰するものたちは、啓示を受け別の惑星へと移住した。そのものたちは、これまで多くの啓示を地球に残るものに与えてきた。
(つづく)
第7霊信の公開その6
2011年7月22日金曜日
第7霊信の公開その6
争いが絶えない中、地球の生命エネルギーは衰弱していった。
そして、多くの命が失われそのものたちの意識、そして地球の意識が増大していった。
それは全ての一部であり、闇であり、あなた方が見つめることを避けるものであり、恐れるものである。
それを言葉で表現することはできない。
だが、感じることはできるだろう。
ある話し合いが行われた。
度重なる自然災害により、地球の状態を改善させなければならないという意見が一致した。
それはすべてのものにより行われた。
そして、そこで提案された方法は、その惑星で行われていたものを地球にも行うというものであった。・・・・(中略)
・・・その計画は失敗に終わった。
ここで私があなた方に今の段階で伝えられるものはこれまでとなる。
あなた(稲垣)には、この内容が信じられない空想の産物にしか思えない。
この物語を読んだ者は、そう感じるだろう。
だが、M子は違う意識を持っている。
この霊信を打ちながら、少しずつわずかに反応する魂を感じている。
だが、その魂はまだ語ることができない。
その意識から動くことができない。
その魂は自ら「楔」を打ち動くことを拒んだ。
それは、霊体に影響を与えるエネルギーとしての楔である。
それは、霊的触発によってしか解放することはできない。
よって、あなたにそのきっかけをつくる役割が与えられたのだ。
まるでファンタジーのような世界としてしか受け取ることのできないあなたは、理解しようと努めるであろう。
だが、あなたはそういった意識を無理につくりだそうとしてはいけない。
あなたは、これまでと同じように「自分が理解を得るために」一歩ずつ慎重に進むべきなのだ。
そして、これらの物語に重点を置くのではなく、「M子の魂の傷を癒す」ための要素なのだと考えなさい。
あなたがはじめに「前世療法」に対して持っていた意識と同じように向き合いなさい。
今の段階ではM子は少なからず感じるものがあったとしても、あなたには納得できる要素は何一つ与えられていないのだ。
もしあるとしたら、それは「あなたの直感」のみになる。
(つづく)
2011年7月23日土曜日
第7霊信の公開その7
第7霊信の公開その7
あなたは霊媒としての能力の目覚めは迎えることはないだろう。
だが、あなたはあなたの想像力、イマジネーションを用いてあなたの「地球との接触」を行うことができる。
あなたがヒーリングを行うように地球に対して接触をしなさい。
M子はそれができない。
なぜなら、魂の傷がそれを拒否しているからだ。
そして、M子に呼び寄せられる霊は「救いを求めるもの」よりも「迷うもの」が多い。
それは、M子のその魂の傷が呼び寄せるものである。
あなたには「救いを求めるもの」が近づく。あなた方に近づく霊は異なるものだ。
それを理解しなさい。
私は、あなた方の探究に深く関わるものとなる。
そして我が霊団はあなた方を中心とし、ある計画を進めている。
あなた方は多くの者を集める。
そのはじまりとして、M子の傷を癒すのだと理解しなさい。
(つづく)
第7霊信の公開その8
2011年7月23日土曜日
第7霊信の公開その8
M子の魂は、ある愛するものを求めている。
だが、今世でそのものとM子が出会うことはない。
我が霊団には属さないものである。
そして、そのものは今も彷徨っている。
M子を求めている。
そのものとM子の魂の傷をもつものを向き合わせる場を提供するためのものでもあるのだと理解しなさい。
それは、M子の夢に以前出てきたものである。
それは、M子の傷をもつものが愛したものである。
そのものとの接触を図り、M子の傷を癒すのは愛なのだと理解しなさい。
あなた(稲垣)がなぜその役目を担うのか、それを説明しよう。
あなたは、何も信仰する対象を持たない者であった。知識を純粋に求めようとする者であった。
その争いを止めようとする者であった。
そして、唯一M子が役割を与えられる話し合い(注 アトランティスで地球を救うための話し合い)で賛成しようとしない者であった。
賛成を強いられたが、あなたの心はその選択を拒否していた。
命あるものを傷つけることが、救いに繋がるのだとは考えなかった。
だが、あなたは非力であった。
あなたが持つ傷は、その過去世のものではない。
それは後に起こるものだ。
だが、あなたはM子の悲劇を知る者であり、その決定に唯一後悔をした者である。
他の者は、その後起こる悲惨なものを恐怖し呪いだと呼んだ。
だがそれは、地球の反応であり、多くの者の傷を感じたがゆえに起こるものであった。
それは、あなた方が知る多くの伝承に残る洪水である。
その洪水であなたは命を落とした。
あなた方が、今見つめるべきものは「始まり」である。
(第7霊信おわり)
第8霊信の公開その1
2011年7月23日土曜日
第8霊信の公開その1 07,1,20 1:01受信
あなた方がより理解を深めるために、アトランティスでの出来事について深く掘り下げていこう。
どうしても知りたいと望むものに対しては伏せながら、物語を読んでいきなさい。
私はエドガー・ケイシーではない。
彼を守護するものであり、あなた(稲垣)に繋がるものである。
あなたは私からの霊信に安心を深めはじめている。
そのまま流れに身を任せなさい。
先ほどあなた方が話した「これから先」について少し伝えることがある。
あなた方の周りに集う者の中に、あなた方を必要とし、あなた方も同じく必要とする者たちがあらわれる。
あなた方は多くの者とそれを行うのだと理解しなさい。
アトランティスを中心にして集うのではなく、あらゆる過去世を通し集うのだ。
あなた方はこれまで繰り返した生まれ変わりの中でも再び出会う必要のある者たちと再会する。
今回触れるのは、M子の魂の傷ではなく、あなたについてのものだ。
あなたは、今の姿勢を保ち、語りを読み続けなさい。
(つづく)
注※ この第8霊信冒頭で、この送信霊が「ケイシーを守護するものであり、稲垣に繋がるものである」、つまり、稲垣の守護的存在であるととはじめて身元を明言しています。
これまでなぜ身元を伏せてきたのか不可解ですが、懐疑的な私が送信内容をとりあえず虚心に読んで理解に努めようとするのを待って身元を明かしたように思われます。
第8霊信の公開その2
2011年7月24日日曜日
第8霊信の公開その2
あなたがこれまで今世を通し、より強い興味や探究心を惹き付けられるものを、あなたはそこで理解していた。
あなたはそれを科学的な見解から理解していた。
すべては「意識」であると理解していた。
言葉としての「意識」をあなたは理解している。
だが、その本質はまだ理解には及んでいない。
あなたがより覚醒するにしたがって、それは思い出されるものとなる。
そして、あなたは意図的に「体外離脱」状態をつくり出すことができた。
それは、あなた自身に対しても可能であり、他者に対しても同様であった。
その状態を通し、あなたはあらゆる存在と接触を持つことが可能であった。
あなたが「なぜか」と考えること疑うことは、あなた自身が生じさせる思考であると同時に、私たちが投げかけている課題なのだと理解しなさい。
あなたが催眠を深く探究したのと同じように、これからあなたは多くのものについて知ることとなる。
あなたとM子のアトランティスでの繋がりを掘り下げていこう。
簡単な言葉を用いて表現するとしたら、「あなたは科学者で、多くのものと地球の状態を理解した。
そして、戦乱の中それを中止させることと地球の状態悪化を防ぐための方法提示を行った側であった」のだ。
だが、あなたの盲点は「提示した側について多くを知らなかった」ことである。
そこで行われたものをあなたは想定することが出来なかった。
それは、あなたの責任ではないものであったが、その頃のあなたにとっては「無知がもたらした惨事の責任」として傷を残した。
あなたが理解しなければならないのは、我が霊団が語るものはあくまで情報でしかないということである。
霊信によりすべてが進められるのではなく、あなた方の行動を通してのみ変化は生じるものである。
与えられるものは情報でしかなく、それを受け取り処理するのはあなた方である。
(つづく)
第8霊信の公開その3
2011年7月24日日曜日
第8霊信の公開その3
情報に対して感じる部分、その奥底にある魂の反応するものを感じなさい。
静と動を見極めなさい。
静は、あなたの魂の感じるものを受け取る状態であると同時に、あなたの内的目的に対して進行するものである。
動は、あなたの知性や理性を生かし、そしてあなたの感覚を生かし行動を通し、外的目的へと進行するものである。
あなたは「動」については優れている。
だが、「静」に関してはより理解を深めなければならない。
内側にあるものを捉えるのだ。
その瞬間、あなたに内存するすべてを包み込むのだ。
そしてそれらを観るのだ。
相反する状態のバランスを保ちなさい。
今回伝えるべきことは、あなた方を含め多くの者が計画に参加しているということである。
そして、あなたはいずれ前回とは異なる内容の本を出版することとなる。
全貌が異なるのではなく、方向性が異なるのだ。
それは、多くの人を惹き付けるものとなる。
そして、あなた方の参加する計画というゲームはあなた方の考えるよりも大規模なのだと理解しなさい。
楽しむ姿勢を忘れないようにしなさい。
そして、直感に従い周りの人間と連絡を取ることを怠らないようにしなさい。
それは、あなたに直接的にも間接的にも恩恵を与えるものとなるだろう。
ある意味では、童心に返りこのゲームを楽しむ必要がある。
深刻に捉えすぎないようにしなさい。真剣に向き合うのは、その必要があると判断したときだけにしなさい。
あなた方は強制的な軌道修正を加える必要なく、あなた方の興味や探究心により前進するだろう。
口外することを禁ずるのは、アトランティスについての内容のみとする。
口外を禁止する必要があると判断が下るものについては、逐一伝えるものとする。
それ以外について、霊信を行っているということについては、あなたが直感で伝えてもよいと判断する相手であれば伝えなさい。
その中でもアトランティスについて触れるもの以外であれば、伝えることは許されるものである。
(つづく)
注 ※ 「あなたはいずれ前回とは異なる内容の本を出版することとなる」という通信霊の予告は、2007年1月でした。この予告は、2010年10月に的中しています。
前回の本とは、2006年5月出版『前世療法の探究』春秋社、のことです。
2010年10月に出版したのは『生まれ変わりが科学的に証明された!』ナチュラルスピリット社、です。
実に、3年半後のことを予言しているのです。
第8霊信の公開その4
2011年7月25日月曜日
第8霊信の公開その4
すべてを隠すことは、あなた方がこれから先多くの者と繋がるための道の障害となりかねないものである。
あなた方の目的は、多くのものの協力をもとに達成できるものである。
これまでの、そしてこれからの繋がりに感謝しなさい。
明日は一日、夜の霊信を読むまでの間、計画について、そして我が霊団について、そういったものに関して考えないようにして過ごしなさい。
「今のあなたという人間のあるがままに」過ごしなさい。
あなた方は流れにうまく乗っているのだと理解しなさい。
私たちは「監視」しているのではなく「見守っている」のだから。
神を感じることを忘れないようにしなさい。
これまで「神からの啓示や霊信」を受けた者がいないのではない。
気づかなかっただけだ。神はいつでも、すべてとともにある。
それを理解しなさい。
(第8霊信おわり)
第9霊信の公開その1
2011年7月25日月曜日
第9霊信の公開その1 07,1,21 1:38着信
あなたにとって愛とは何だろうか。
それについて考えたことがあるだろうか?
ないとは言わない。
だが、あなたは理屈でそれを考えようとしたことはある。
だが、それは感じることから始まるものであり、あらゆるものの根源は愛であるのだと理解しなければ、そのすべての全貌を理解することはできない。
今のあなた(稲垣)は自分がそれについて語るには程遠いと感じるだろう。
だが、あなたの行う「ヒーリングも愛である」ということは、あなた自身もいずれは完全な納得を得ることができる。
今日は、私たちのように守護する霊的存在について語ろう。
これは、あなたが学んだものとは異なるものである。
それは、感じることでしか理解することは困難である。
守護するものの中には大きく分けると、「生まれ変わりをしたことがある、かつては人として存在した者」と「生まれ変わりをしたことがない者」がある。
これをM子はより分けるために、「守護霊」と「ガイド」として区別をつけていた。
そのために、「チャネリング」という言葉を用いるようになったのだ。
彼女の中では「守護霊」とは生まれ変わりを経験したものであり、今後生まれ変わりを必要としないものである。
それを彼女は「生まれ変わりを必要としない、人のようなイメージとしてビジョンを受けるが、高次元に存在するもの」として受け取っていた。
我が霊団は「守護霊」と「ガイド」で形成されるものである。よって、神からのメッセージをM子は受けやすくなっている。
霊学としての基盤は、時として「学び」に対する壁となる。
そういった意味で、あなたはこれまで得たもので捨てるべき知識を判断しなければならない。
エドガー・ケイシーは守護霊である。
だが、彼やあなたを守護するものは「ガイド」である。
今ここで語る私はM子のガイドであり、人として生まれ変わることを選択していない。
守護霊もガイドも霊的存在であることに変わりはない。
本質的には同じものである。
(つづく)
注※第9霊信の送信霊は「M子のガイドである」と明言しています。そして、守護する存在に2種類があると説明し、生まれ変わりの有無によって「守護霊」と「ガイド」に区別できると告げています。また、稲垣の守護的存在はガイドだと告げています。したがって、霊界は2種類の霊的存在から成り立っているということになります。
第9霊信の公開その2
2011年7月25日月曜日
第9霊信の公開その2
そして、あなた(稲垣)が最も理解すべきなのは「霊祓い」を選択するのではなく「浄化」を選択することである。
祓うことは、追いやることや強制的に引き離すことを意味する。
離れたとしても一時的なものでしかない。
応急処置のようなものでしかない。
霊がいつも求めるものは「理解」であることを忘れないようにしなさい。
そして、その本質は「愛」なのだ。
あなたは霊信を周囲の理解を持つだろうと思われる人間に送ったとM子に告げた。
霊信を見た者からは、あらゆる意見を与えられるだろう。
その中には、ありえないという否定やその先を求める期待、あらゆるものが見られるだろう。
だが、その相手の判断を基準としてはならない。
あなたは、あなたが感じるものを基準としなければならない。
彼らは学びはしても、霊信を受け取ることはないだろう。
実践としてでしか得られない学び、そして感覚がある。あなたが求める共感は得られない。
だが、あなたの魂は霊信から感じるものを持つ。
(つづく)
第9霊信の公開その3
2011年7月25日月曜日
第9霊信の公開その3
あなたの感じたもの、そして理解、あらゆるものはあなたのものであり、それは共有することはできないものである。
永遠にというわけではない。
肉体を離れるまで、と表現すれば理解できるだろうか。
そして、あなたがより理解しなければならないことがある。
何かをするに当たって、道具は道具でしかないということである。
それがどんなに優れた性能を持つものでも、どんなに研究された結果からの恩恵であっても、人ありきの道具なのだ。
経なども同じである。それは道具なのだ。
あなた方の真の言葉ではない。
もっとも効果をあらわすのは「あなた方の言葉」なのだ。
ある意味においては、それをM子は深く理解している。
だが、表層的な意識でそれを理解しているわけではない。
彼女の深層意識が理解しているのだ。
ある意味では彼女は無知である。
よって、彼女は道具を知らない。彼女は現状において、自分に与えられたものだけを使う。
人は、その時に必要なものをすべて与えられているのだ。
その瞬間に必要であるものすべてを与えられている。
真に必要な要素は自分にな内存されたものであると理解しなさい。
(つづく)
第9霊信の公開その4
2011年7月26日火曜日
第9霊信の公開その4
あなたは、自分の魂の感覚をもっと感じる必要がある。
それは誰もが感じられるものである。
あなたが、あなたの魂と対話する時間を設けなさい。
他者ではなく、あなたに向けて語りかけなさい。
そうすれば、あなたはより聡明となるだろう。
あなたは、私たちが語るものについて忠実である。
そう従う感覚も、ある意味においては「魂の感覚が生み出すもの」である。
あなたが信頼する者は、霊信についてある部分については指摘し首を傾げるだろう。
だが、「感じることでの理解を持つ」者はある反応を持つ。
真の理解は、内面から起こるものである。
それは感じることを必要とする。
よって、私たちは「あなたがより深い理解を生むために、あなたが自身の魂と向き合うこと」を提示するのだ。
それは、あなた方にとっても私たちにとっても、計画を進めるために当たって必要なことである。
情報を与えるよりも、あなた自身がそこで起こす変化が重要なのだ。
あなたの魂が何を感じているか、何を求めているか、何をあなたに語りかけているか、それを感じなさい。
感じたあとでしか理解はできない。
理解をしようとする者は、理解される者にとっては違う立場にある者である。
相手の立場を感じることが理解のはじまりである。
あなたのすべての感覚は、あなたに属するものである。
そして、それはすべて魂と繋がるものである。
あなたとあなたの魂は、「感じる」ことで繋がるのだ。
あなたの魂は、あなたが感じることを求めている。
(第9霊信おわり)
第10霊信の公開その1
2011年7月26日火曜日
第10霊信の公開その1 07,1,21 24:44着信
人は肉体を持つ。
命あるものはみな魂の器を必要とする。
私たちは肉体を必要としない。
私たちは「魂を制約する肉体」を望まない。
転生を望まない。
あなた方、この世に命あるものはすべて転生を望みこの世に存在している。
あなた方は罪を洗い直すために生まれ変わる。
人は生まれながらにして罪を背負っている、そういった考えはすべて魂の傷から生じるものである。
傷を罪あるものだと考え、そしてそれを償うために生まれ変わろうとする。
その反面、それを癒そうする想いも存在する。
罪自体あなた方の思いこみであり、それはただ「起こるべくして起こったもの」でしかない。
だが、それを理解できずに、傷はそのまま癒されないものになっている。
その変化を起こすための必要要素は「魂の求め」と「変化を求めるその本人の意志」である。
それらの奏でる旋律はあらゆるものを動かす。
今、あなた方はそれを行おうとしている。
独自性のある音を奏で合い、あなた方の美しいハーモニーを重ねようとしている。
そして、それは多くの者と奏で合うシンフォニーとなる。
あなた方が使命感を薄れさせ楽しむことを求める中、変化は容易なものとなり始めている。
(つづく)
第10霊信の公開その2
2011年7月27日水曜日
第10霊信の公開その2
今日、M子が触れた過去世の傷について語ろう。
私はM子のガイドである。
これまで彼女を見守り、そして愛してきたものであり、それはこれからも同様である。
彼女にはアトランティス以外にも深い傷を持つものが存在する。
それらを深奥に引き付けるのはアトランティスでの過去世の傷である。
今日彼女が触れた過去世の傷は接触が容易なものとなった。
その傷が見たものは、M子の想像を絶するものであり、彼女を狂気へと導いた。
その光景は今思い出す必要はない。
本質的な部分のみに焦点を当てよう。
そこで彼女が見たものとは、多くの者の死であり、人が行うべきではないものである。
M子は彼女に語りかけ、理解を得られるよう導く必要がある。
今はそれ以上の情報を与えられない。
今日は、M子の状態によりそれ以上の情報は与えられない。
よって、霊信は終えるものとする。
なぜ、今回は霊信の終止を告げるのか説明しよう。
その魂の傷への癒しを促すため、そして彼女がそのことについて向き合うべきであるからだ。
彼女は媒体であると同時に、一つの魂をもとに形成されている存在である。
その魂の状態は媒体へと大きく影響する。
今日は、それ以外についての霊信は必要でないのだ。
あなたは、これまでに行った探求について振り返りなさい。
探求する対象について理性で向き合うのではない。
その中で「愛について」感じ、考えるのだ。魂という存在を理解しなさい。
あなたも、一つの魂をもとに形成された側面なのだ。
(第10霊信おわり)
注※この第10霊信で、通信霊は「私はM子のガイドである」と身元を明かしています。
第11霊信の公開その1
2011年7月27日水曜日
第11霊信の公開その1 07,1,23 0:06着信
今日はM子へと伝えるべきことがある。
それは三人の未成仏霊についてのことである。
一人目はM子の幼なじみの母親である。彼女がM子や友人に接触してきたのは、二人に感情の対象となる原因があるからではなく、二人が彼女の自殺した場所付近を同時期に通り、そのものについて回想したゆえである。
二人が回想したのは、彼女という存在を感じ取り起こしたものであり、それ自体に原因があるのではない。
二人が感じた彼女の持つ悲観的感情は、彼女が背負ったままのものであり、彼女は救いを求めていたのだと理解しなさい。
そして、二人目はM子に直接的な関係はないが、今のM子の職場でさまようものである。
彼は、M子が見たビジョンの男性であり、たださまよっているだけのものだ。
だが未成仏霊ゆえに人体への影響は起こるものであり、彼を光へと導く必要がある。
三人目は、あなた(稲垣)の知人のもとに長年いたものであり、以前M子があなたに説明したものたちである。
彼女たちは救いを求めている。
理沙(タエの事例を語った女性)ではなく、M子が光へと導きなさい。
背中を押すだけでよい。
M子は優れた霊媒ではあるが、魂の深い傷により多くの迷うものたちを引き寄せる。
だが、今はすべてのものを癒そうとしないようにしなさい。
M子自身が優先するべきなのは、M子自身の魂の傷である。
今日は、M子の過去世については触れないものとする。
これ以上の疲労は負担となる。霊信をするに当たっての疲労は、支障がないものと判断できるために、今日は少しあなた(稲垣)へのアドバイスを伝えよう。
(つづく)
注※この第11信の送信霊は後に名乗りますが、「夢を司るもの」「私は深い変性意識から集合無意識を漂うもの」と告げています。不可解な霊的存在ですがケイシー霊団に属しているとも語っています。
第11霊信の公開その2
2011年7月28日木曜日
第11霊信の公開その2
あなたが長年探究してきたものは、これまでの視点からでは成長できない。
なぜなら、もうすでにその観点での最終地まで達しているものが存在するからである。
あなたが探究するべきものは、これまでよりさらに深奥にあるものである。
魂の療法のみならず、あらゆる霊的存在に対する奉仕となるものである。
それは命あるものすべてに繋がり、私たちへも強い繋がりを持つ。
そのために、あなたは自らの内にある疑問をまとめておく必要がある。
あなたがこれまで探究してきた道の中で、あなたが処理できないでいるもの、そして人の理解を超えるものについて、私たちでなければ答えられないものについてまとめなさい。
M子を通し、あなたは私たちに尋ねなさい。その機会は、直接会ったときに訪れる。深い意識を通し、より明確に私たちはあなたへと語ることができる。
(つづく)
注※この第11霊信の霊団への質問の勧めにしたがって、私は早速17項目の霊団への質問事項をM子さんに送りました。
彼女はその質問事項をパソコン画面に貼り付け、回答余白作って霊信を待ちました。
第12霊信からは、霊から送られてきた回答になります。このことはうっかり見過ごすことですが、つまり、パソコンとM子さんを通して霊との交信が成り立ったことになります。
これはスピリチュアリズムで言われる「霊交」と相同の霊現象だと見なしてよいように思います。
第11霊信までの、霊からの送信のみの一方的通信が、双方向性を持つことが可能になったということです。
第11霊信の公開その3
2011年7月29日金曜日
第11霊信の公開その3
なぜ、このような急激な変化が起こるのか、あなたは考えただろう。
だが、それはあなただけの知識で理解を得られるものではない。
今大きな変化のときを迎えている。
それは、あなた方をはじめ人類にとって、そして地球にとって、私たちにとっての変化である。
すべてのものの変化なのだ。
許しのときを迎える、そう理解しなさい。
多くの者が覚醒するための準備を整える役目の一端をあなた方は担っているのだ。
あなた方は、はじまりの者でもある。あなた方は、自らの得るものを多くの者に与えることはできない。
それは、多くの共感へは繋がらない。
だが、あなた方は「個人のみが解決を鍵を握る問題を解くためのきっかけを与える」力を得られるだろう。
あなたがなぜ催眠を探究してきたか、そして今後どう進んでいくのか。
あなたは催眠に対して深い理解を得る。
これまでよりも、さらに多くの知識を得る。これまで催眠に対して深く掘り下げてきた者よりも、さらに多くの理解を得る。
そのために、あなたは自分の中に浮かぶ疑問に対して注意深くならなければならない。
あなたは、多くの者にあなたの得たものを与えるのだ。
前世療法は、魂を癒すはじまりに過ぎない。
私はエドガー・ケイシーではなく、彼やあなたを守護する者でもない。
私は特定の者を守護する者ではない。
だが、霊団に属する者である。
私は以前M子に何度か接触を持った者である。
そのとき、私はM子に「夢を司る者」だと告げた。
だが、それは彼女が理解しやすいように容易な表現を用いたものである。
(つづく)
注※これまでに、身元を自ら明かした霊についてここで整理してみます。
①エドガー・ケイシーを名乗る霊
②ケイシーと稲垣を守護する霊
③M子を守護する霊
④「夢を司る」霊
後に霊信は「ケイシー霊団」は11の霊から成り立っていると告げていますが、その内の4つの霊が自ら身元を名乗ったことになります。
これまでの霊信がM子さんの作話であるとすると、彼女の創作能力は極めて高いものだと言わざるをえません。
第11霊信の公開その4
2011年7月30日土曜日
第11霊信の公開その4
あなたが理解しやすいように説明しよう。
私は漂う者である。
なぜ、夢を司ると表現したのか。
私は、深い変性意識から集合無意識を漂う者である。
だが、それ以上は単体では進むことはできない。
私は、あらゆる者の意識を漂う。
夢について説明しよう。
あなた方の意識はすべて繋がっている。
もとは一つのものなのだ。
すべては繋がりを持っている。
夢は、意識の深さの度合いにより見るものが異なってくる。
私は、すべての者の夢に繋がる者である。
夢は、深層意識を暗示するのではなく、深層意識すべてそのものなのだ。
あなたは、夢について学ぶ必要がある。
それについて、探究をはじめる時機なのだ。
すぐに始めろと言うのではない。
それを心得る必要があると今伝えておくことが必要なのだ。
あなたのヒーリング能力や、それ以外の能力は発達するものである。
それが何かはまだ語るべきものではない。
それらは必然的に成長するものであり、今ここでアドバイスを必要とするものではない。
だが、学術的なものについては伝える必要がある。
あなた自身も、方向性を与えられることを望んでいる。
あなたがこれまで得たものを他者に与えることも、確かにあなた自身の成長に繋がるものではあるが、あなたの探究には繋がらない。
探究の一歩として、あなた自身の霊性と知性によりあなたの功績を築くのだ。
(つづく)
第11霊信の公開その5
2011年7月30日土曜日
第11霊信の公開その5
あなたは今後、進むにしたがって多くの恩恵を受け取るようになる。
多くの者に求められるようになる。
あなたはそれに対してのプレッシャーは感じない。
もともと、あなたにとって求められること自体重要ではないのだ。
あなたは、探究心を重要とする。
あなたがまだ理解していないものについて、誰も理解を完全に得ていないものについて強く引き寄せられる。
夢を理解する者と呼ばれる者たちは、完全な理解を得ていない。
あなたは、今後それについて探究し始めるのだ。
そして、前世療法についてだが、あなたは自らの霊性により独自性を持つようになる。
あなたの療法は、あなたにしかできないものになる。
あなた方は、今度その療法に関わるがそれだけに限定するのではなく、別のものも同時進行するのだと理解しなさい。
(つづく)
注※ この霊信を受け取った時点で、私の前世療法はブライアン・ワイスの技法(ワイス式)を用いていました。
この通信霊の「あなたの療法は、あなたにしかできないものになる」という予言は、現在、第44類商標登録「SAM前世療法」として実現しています。このSAM前世療法によって、2010,8,5「アンビリバボー」で60分放映された、応答型真性異言「ラタラジューの事例」があらわれました。SAM前世療法の作業仮説も誘導技法も、世界に例のない独自のものであることは間違いない事実です。
第11霊信の公開その6
2011年7月31日日曜日
第11霊信の公開その6
あなたもM子も別の方向性を持つものを同時進行させていく。
あなた方は、いつか約束の地へと向かうだろう。それは、あなた方だけではない。
それについての詳細はまだ触れることは許されない。
だが、「行かなければならない場所がある」のだと心の片隅に置きなさい。
いつか理解するときが訪れるのだから。
あなたが関わりを持つ霊能者の能力は、確かなものである。
だが、その者の持つ知識に踊らされないようにしなさい。
それは、人のつくり出したものが混ざり、純粋でないものもいくつかある。
M子は霊能力を持つが、あなたはそれらの知識が確かなものかどうか、確認する術を持たない。
よって、あなたはそれらの知識に対して、確かな信頼を置くことはできない。
未成仏霊を浄化する術はあらゆる道に存在する。
限定することは偏見を生み出す。
あなたは、あなたを通し理解できるものに信頼を置き、自らが行い奉仕するべきなのだ。
他者の言葉を通し理解を生むものには信頼を置きなさい。
これまであなたが通ってきた探究の道を思い返しなさい。
(第11霊信おわり)
注※この第11霊信の「夢を司る者」と名乗る霊の勧めにしたがい、さっそく私は17項目の質問状を作成し、霊の回答を求めました。
第12霊信は、この質問についての霊からの回答です。
回答を得るために、M子さんは、17項目の質問をパソコンに貼り付け、それぞれの項目に回答用の余白を設けて霊信を待つという方法をとったと聞いています。
第12霊信の公開その1
2011年7月31日日曜日
第12霊信の公開その1 07,1,23,22:58受信
M子さん:先生から送付していただいたファイルを貼り付け霊信していきます。
まずはじめに、あらかじめ私自身が読まさせていただきました。
というのも、もし回答が私の妄想であるならば、読む段階で何かしら浮かぶものがあるのではと考えたからです。
ですが、回答は思いつきませんでした。
とりあえず、霊信をしていきます。
送信霊:私たちはあなた方を常に試している。あなた方の信仰心を育てているようなものだ。
あなた方は、疑いがあるからこそ成長するのである。
だが、疑いと否定の類似性に惑わされないようにしなさい。
否定はあなた方の目を真実から背けるものである。
ここですべての質問に、あなた(稲垣)は絶対的な納得を得られないだろう。
だが、それも必然なのだ。あなたの成長を止めないための疑いなのだ。
質問1
脳と心の関係はどうなっているか。心は脳の生み出す付随現象なのか。心は本質的に脳とは別個の存在であるのか。
この前提」問題が解決しない限り、死後存続問題は最初から論じる前提を欠く。
つまり、心・脳二元論に立たなければ、霊および霊界の存在は虚妄となってしまう。
回答:(つづく)
第12霊信の公開その2
2011年7月31日日曜日
第12霊信の公開その2
質問1の回答
あなたはまず、心がどういうものなのか理解しなければならない。
心と魂を同一視するのはやめなさい。
魂ありきの心、そして脳である。
魂がなければ、心も脳も機能しないものだ。
心は絶対的安定感を得られないものである。
よって、人は渇望するのだ。
その渇望は、あなた方が常に神へと抱く疑いと同一性のものである。
それらは、あなた方がその先へと進むための原動力なのだ。
魂・心・脳、それらは繋がりを持つものだ。
魂が存在し、転生するためにまず心が生まれる。
そして、心はこれまでの生まれ変わりを決める前の段階のもの、そして生まれ変わりで生じた集合意識とにより形成される。
だが、それらの情報が存在するための限定された容量しかないのではない。
心は創造を繰り返す性質を持つ。
普遍性と変化、そして無限なる可能性を持つものなのだ。
心は器である肉体を形成し始める。
肉体を形成するために、主な主導権を握るのは魂である。
そして、脳は肉体の主導権を握る。
ここで理解しておかなければならないことは、脳も肉体の一部であり、脳と体を含めて「肉体」であるということだ。
脳ありきの肉体だとあなたは理解している。
だが、心ありきの「肉体」なのだ。
脳は心ではない。
肉体を動かすための要としての役割を担ってはいるが、同一視するものではない。
(つづく)
第12霊信の公開その3
2011年7月31日日曜日
第12霊信の公開その3
魂・心・肉体(脳と体)は本質的には同じものである。
その本質とは、始まりはある意識から生じるものであるということだ。
その意識をあらわす言葉は、あなた方の世界では存在しない。「意識体」とあらわすことでしか表現できないものである。
魂は転生するもの、旅人である。
だが、意識体は転生しないものである。
魂・心・肉体はそれぞれ同じ本質を持つが、「一次的、二次的、三次的存在」として分けることができる。
だが、それらは異なる独自性をもつものである。
よって、そういった意味においては「個別なるもの」として認識できる。だが、繋がりを持つものであり、本質として同じものである。
魂・心・肉体は光と闇、相反するものを識別する。
だが、核となる「意識体」はそういったものを一つのものとしてとらえる。
すべての霊が霊界に存在するのではない。
ここであなた方が「霊界」と呼ぶものについて説明しよう。
あなた方の世界で霊界と呼ばれるものの定義は「人がこの世を去り浄化し訪れる世界と、罪を犯し浄化することなく罪という負債(業)を支払うための世界、そしてその狭間にある空間」である。宗教により、それらの○○○○・・・・(注 文字化けして読み取り不能)
(つづく)
第12霊信の公開その4
2011年7月31日日曜日
第12霊信の公開その4
これらの定義は、適切であるものとそうではないものがある。
人が死を迎え旅立つ。旅立つ時点で、人は魂の状態に戻るのではない。
心の状態に戻るのだ。そこで道は枝分かれする。
一つの道は「目的を遂げた者」が辿る道である。
そして、二つ目の道は「目的を遂げていない者」が辿る道である。
二つ目の道は、またさらに枝分かれる。
「心に傷という負担が少ない者と多い者」の辿る二つの道である。
だが、道は違えどたどり着く場所はすべて同じである。
これらの行程では、時間の定義がないためあなた方の世界でどのように説明すればよいのか、適切な表現をすることができない。
該当する表現が存在しないわけではない。
M子の今現在の意識の深さでは適切なもので表現することができないのである。
時間という定義はないが、こう説明するとあなたにとって理解を得やすいだろう。
それぞれの道のりの長さが違う、そう解釈しなさい。
そして、あなた方の世界で言う「罪を犯した者が強制的に送り込まれる世界」は適切な表現ではないものである。
罪を犯したと表現される者、そしてその被害に遭った者の意識は、それらの道を辿る行程の中で分離されるのだ。
その意識により、分離されたものが引き寄せられる次元は変わってくる。
ここで次元と表現するのは、あなたがより理解を得やすいための説明にするためである。
(つづく)
第12霊信の公開その5
2011年8月1日月曜日
第12霊信の公開その5
あなた方の世界では、1・2・3・4・・・と次元があるのだと定義されている。
3までは、あなた方の定義は適切なものとして考えられる。
だが、それ以降の説明に対し、あなた方は明確な理解を持つことはできないだろう。
あなた方は単純に「4以降の次元を、その霊性の高さにより、分けることができる」と考えるかも知れない。
だが、それは違う。そういった構成では存在しないものなのだ。
科学は理論の合理性を重要とする。
だが、真理は矛盾するものである。
よって、魂となるまでの行程に対するこれ以上の説明は与えられないものとする。
「死後、心から分離したものが漂う空間、そして魂のたどる道」があるということである。
この世に残る「未成仏霊」のような存在は、残留思念の集合体である。
だが、それらは意志を持つようにとらえられる。
よって、魂と判断されがちだがそれらは魂とは異なるものである。
それらの持つ意志は意志ではない。
なぜ、それらが意志を持つものだととらえられるのか、そして、魂が別の道をたどりながらそのような意志を残すのか。
それを残すのは、その魂ではない。
それらを管理するのは神である。それらは計画の一部である。
転生し旅を続けるものに対する課題として必要なものである。
その詳細への説明は与えるものではない。
あなた方は、なぜそのような仕組みになっているのか答えを待つのではなく、自らが探究して得るべきなのだ。
すべての主導権を握るのは神、そして意識体、そして魂、そして心、そして肉体なのだ。
(質問1の回答おわり)
第12霊信の公開その6
2011年8月2日火曜日
第12霊信の公開その6
質問2
「心」が脳の機能とは本質的に別個の存在であるとするなら、物質である脳の死後も「心」は存続するのか。死後存続する「心」を魂と規定してよいか。
回答:この質問に対しては、質問1の回答として答えてある。
あなたが理解に到達できないのは、その説明をあなたの情報として処理し、あなたの中で消化していないものだからである。
あなたは、それらの情報をすべてあなたに浸透させなければならない。
その学びをあなたのものとするのだ。
(質問2の回答おわり)
質問3
「心」と「魂」の関係はどうなっているのか。催眠中の潜在意識(心)の深奥に魂が存在しているのか。
だとすると、前世療法は、潜在意識の中に存在する魂を顕現化する作業と考えていいか。
その魂に刻まれた前世の記憶を呼び起こす方法が前世療法だと考えていいか。
前世の記憶想起している最中の魂は現世に存在しているのか、中間世(霊界)へと体外離脱しているのか。それとも、そもそも魂には次元の壁は存在しないものなのか。
(以下質問3の回答はつづく)
第12霊信の公開その7
2011年8月3日水曜日
第12霊信の公開その7
質問3の回答
「心」と「魂」の関係の本質的なものは1の回答で説明してある。
催眠中の変性意識というものは、その本質的な説明のみではあなたが理解に到達するには不十分なものである。
あなたが「前世療法」に対し持つ「潜在意識での記憶をたどり、魂を癒すもの」という定義は適切なものである。
だが、潜在意識と「心」は別であるととらえる必要がある。
前世療法で対象となるのは「魂の記憶」であり、「心」によるものではない。
「心」はあなた方が外的情報を識別するためのものである。
愛は「心」が感じるものではない。それは魂が感じるものである。
「心」は「意識」を管理するものである。
だが、ここであなたに疑問が生じてくる。
心が管理するものであるならば、自我と同一ではないかとあなたは考える。
だが、それは別のものである。
「心」はあなた方が「顕在意識」「潜在意識」「集合無意識」と呼ぶものを管理するものである。
だが、ここで説明するべきことは「あなた方はそれらの意識をあまりにも殺伐と分けすぎている」ということである。
(つづく)
2011年8月4日木曜日
第12霊信の公開その8
第12霊信の公開その8
潜在意識より深奥なるものを、すべて「集合意識」とまとめることは適切ではない。
だが、それらを「人からの見解のみで理解する」ことはできないのだ。
集合意識に含まれるものを、私たちが説明を与え分けていくことは許されない。
それはあなた方の世界に存在する者がおこなうべきものである。
前世療法で顕現化されるのは「魂」ではなく、「魂の側面」である。
魂は、前世療法がおこなわれる際にも、それらすべてを見つめるものである。
魂が傷を持つ、とこれまで表現してきたが、あなたがより理解を得やすいように説明しよう。
傷を持つのは「魂の側面」であり、魂自体が傷を持つのではない。その「表層部分」が傷を持つのである。
(つづく)
注※ 魂が「意識体」と「側面=表層部分」の二層から成り立っているという説明は、私には新鮮なものでした。
これまで、海外の信頼のおける定評のある霊信でも「魂の二層構造」に言及したものは知らなかったからです。
第12霊信の公開その9
2011年8月5日金曜日
第12霊信の公開その9
その表層部分により包まれるのは「意識体」である。
前世療法でおこなうのは「その表層部分である魂の側面の癒し」である。
その「表層部分」は、これまで転生してきた者たちにより構成されている。
]
生まれ変わりが少ない者が、表層部分の傷を癒したとしても、この世に存在する上で障害となる要素を持つのは「意識体の定めた目的」を達成するための道をたどるためである。
前世療法をおこなう中、被催眠者がどのような状況にあるのか説明しよう。
その者がどの次元に存在するか、それはその者の意識の深さが関係してくる。
その者が完全に肉体から離脱するのではなく、意識が深くなるにつれ思い出す記憶が遡るのだ。
中間世を語る者は、その記憶を甦らせる。
その者が中間世に存在しているのではない。
あなた方人間は、死を迎えるまで完全にこの世から離れることはできないのだ。
体外離脱を起こした場合や、夢でこの世ではない次元へ存在したと感じたとしても、完全に肉体から離れその次元に存在したのではないのだ。
それより詳細の説明は、ここでは許されないものとする。
今のあなたには、それ以上多くのものを与えることは成長を留まらせるものとなる。
肉体・心には次元の壁は存在するが、魂と意識体には存在しないものである。
(質問3の回答おわり)
第12霊信の公開その10
2011年8月6日土曜日
第12霊信の公開その10
質問4
前世療法中の魂が中間世(霊界)の守護的存在と出会い、啓示を得るという現象は、肉体と魂がシルバーコードで繋がったまま中間世という次元に体外離脱しているのか。
その魂に守護的存在が憑依して、私(催眠者)と会話するという現象は、憑依された魂のいる中間世次元から、現世の魂が抜けているクライエントの肉体を操作して、会話が現在進行形でなされていることなのか。それとも、催眠中の魂は現世に留まったままで、そこへ霊界から守護的存在が降霊し、憑依して会話するということか。
質問4の回答
3で述べたように、「守護霊と出会い啓示を受ける現象の最中にあっても、その人間の魂は肉体と完全に離別していない」ということである。
その者が深いトランス状態にある場合も、同様である。
魂は、死を迎えるまでは完全にこの世を離れることは許されないのだ。
(つづく)
第12霊信の公開その11
2011年8月6日土曜日
第12霊信の公開その11
人間の意識が他の次元へと近づいたように感じられる○○○(注※文字化けのため判読不能)
あなたが理解を得やすいように説明しよう。
人間が他の次元へ移動するのではなく、より魂の感受性を高め、守護的存在があなた方に近づくことを察知しやすい状況となり、そういった現象が起こるのである。
そのため、その者は現在進行形として守護的存在の与える情報を受け取るのだ。
4に対して答えるならば、「催眠中の魂は現世に存在したままで、そこへ霊界から守護的存在が降霊し、憑依して会話する」という考え方がより適切なものである。
だが、その現象は、守護的存在と魂の求めが成立して行われるものである。
これは、守護的存在のみではなくあらゆる霊的存在に対しても該当する。
(質問4の回答おわり)
第12霊信の公開その12
2011年8月7日日曜日
第12霊信の公開その12
質問5
深い催眠に入っても、前世に戻れる人と戻れない人がいるのはなぜか。
前世に戻ることの要・不要、あるいは戻ることによる害の有無を霊界側が判断していると思っていいのか。
それとも、催眠技量を高めれば誰もが前世に戻れるものなのか。
回答
前世退行は必要に応じておこなわれるものであると判断しなさい。
そして、戻れないもの、要するに「深い変性意識へと誘導されない者、視覚イメージを受け取れない者」に対しての要因は二種あるのだと理解しなさい。
それらに共通するのは、「霊的存在により起こるもの」ということである。
それらは守護的存在とそれを妨げる者とに分けられる。
守護的存在の下す判断、そしてその対象者の傷を癒す流れを留める者による意図が要因である。
確かに催眠技量は必要である。
だが、あなたの催眠技量は必要基準を満たしている。
あなたが、前世療法を行えない者は、必然であるのだと理解しなさい。
今後、あなたはそれについて探究していくだろう。
よって、守護的存在からの意図である場合も、妨げる者による意図も、あなたの周りの協力により判断を下せるようになる。
M子はその一人であり、今後他の者とあなたは出会うことになる。
その時期については、まだ告げることは許されないものなのだと理解しなさい。
(質問5の回答おわり)
第12霊信の公開その13
2011年8月7日日曜日
第12霊信の公開その13
質問6
深い催眠状態における潜在意識の深奥に存在する魂は、中間世(霊界)との異次元への通路が開かれ、あるいは異次元の壁が取り払われ現世と霊界を往復できるようになっていると考えていいか。
回答
次元の壁は取り払われることはない。魂の許しに応じ、その者の意識が繋がりやすいものとなるのだ。
完全に肉体を離れ、往復することはできない。
だが、深い意識の中その者の魂が肉体と繋がりを残し近づくことは可能となる。
質問7
現世と霊界とは次元は異なるが併存して在ると考えていいか。
霊信はその次元の壁を超越して届くものと考えていいか。
回答
併存という表現は適切ではないが、あなたが理解を容易にするために、それが真理に近い表現だと答えよう。
なぜ、適切ではないか。
それはその関連性を言葉で表現することは不可能であるからだ。
この世は合理性に基づき結論を出す。
だが、真理は矛盾するものでもある。
霊信は、霊信をおこなう者が霊信を与える霊的存在の情報を受け取りやすい状態にし、おこなわれるものである。
次元の壁を超越するわけではない。
M子のおこなう霊信について、ここで説明しよう。
彼女は、他の霊媒よりも浅い意識で霊信をおこなうことができる。
それは、彼女を構成する要素が霊信をおこなうための必要条件を満たしているからである。
なぜ、他の霊媒よりも霊信をおこなうのが容易なものであるのか。
それは、彼女の意識体の求めでもあるからである。
彼女を構成するあらゆる要素が、その環境をつくり出すのだと理解しなさい。
(つづく)
第12霊信の公開その14
2011年8月8日月曜日
第12霊信の公開その14
質問8
これまでの11通の霊信が客観的に100%真実の霊信だと証明できないのはなぜか。
「タエの事例」でもそうであるが、信じる者には十分な前世の証拠であるのに、懐疑的な者には十分に曖昧さが残る証拠である。
証拠を追いつめると必ず最後に挫折する「挫折の法則」が働く理由は何か。
回答
挫折の法則ではない。
あなた方の核となる意識体、そして神の計画があなた方が進むための原動力を与えているのだと理解しなさい。
あなた方は、自らの持つ信仰を育てるのだ。
質問9
「人類にとって、地球にとって、霊界にとって大きな変化の時を迎えている」という第11霊信は、スピチャル系の人達が預言している2012年12月22日に地球の波動が変わる、というマヤ暦最後の日と関わりがあるのか。
回答
それについて私たちが告げることが許されるのは「その道を決めるのはあなた方人類である」ということである。
その特定する期日に正確性を求めないようにしなさい。
マヤ暦最後の日との関連はないわけではない。
すべては繋がりを持ち、関連するものである。
そして、この質問と答えは、あなたにとって必要なものではない。○○○・・・(注※文字化けして3行分判読不可能)
(質問9の回答おわり)
第12霊信の公開その15
2011年8月9日火曜日
第12霊信の公開その15
質問10
第7霊信で稲垣はイマジネーションを用いて地球と接触し「生命としての地球」にヒーリングをおこなえと告げたが、具体的にどうすればよいのか。
例えば手の平に包み込める程度の地球をイメージし、稲垣の理解を超える「地球の意識」に対して、愛情を込めてヒーリングをせよと言うことか。
回答
これについて、あなたへアドバイスを与えよう。
ヒーリングをしようと考えおこなうのではなく、まず「地球の意識の一部へと接触する」ことを試みなさい。
包み込むのではなく、まずあなたは地球の意識を感じることから始める必要がある。
全体ではない。
あなたが今現状で触れることが許される範囲の地球の意識へと接触し○○○(注※文字化けして判読不能) 手の平で包める程度の地球をイメージし、それを手の平から感じようとしなさい。
まず、地球の意識を感じようとするのだ。
感じ、それを愛を込めてヒーリングするのだ。
感じるという段階をクリアしなければ、地球に対してはヒーリングはおこなえないものとする。
人へのヒーリングと要領は同じであるが、その対象が人ではないために接触が人の場合よりも繋がりにくいものとなる。
あなたが感覚として感じ、その段階を終えなければヒーリングはおこなうことはできない。
(質問10の回答おわり)
(つづく)
第12霊信の公開その16
2011年8月10日水曜日
第12霊信の公開その16
質問11
霊信では、M子の魂の傷を癒すためのきっかけを稲垣が作り、癒しがおこなわれたときにM子の霊性が進化成長し、すべてをつなぐ者になると告げている。
だが、そのことによって何が始まるのか。
M子の魂の内的・外的目的とは何か。
回答
これについては、今は結論としての情報を与えることは許されない。
それはあなた方の期待という要素を育てることになる。
M子の魂の傷を癒すことは、M子には癒しとなり、あなたには成長をもたらす。
そこから始まるものは、あなた方が一つ一つ理解していくものなのだ。
質問12
稲垣のヒーリング能力が覚醒した真の目的は何か。
稲垣はヒーリング能力をどのように用いることが真の外的・内的目的に繋がることになるのか。
回答
これについても、告げることは許されない。
その目的を理解するのは、あなたの目的でもある。
そのための道でもあるのだと理解しなさい。
質問13
稲垣とM子が最初の過去世の前に神と約束した使命、その使命を果たす意味でこの現世において選ばれた人間であるという霊信は、人々に霊的真理を目覚めさせる何らかの役目を、最後の生まれ変わりである現世において、これから遂行することになると理解していいか。
回答
それと同時にあらゆるものを知るのだと理解しなさい。
あなたは我が霊団の伝える情報を理解するよう努めている。
そして、必要なものは理解している。
まだ理解に達していないものも、必然なのだと理解しなさい。
(質問13の回答おわり)
(つづく)
第12霊信の公開その17
2011年8月11日木曜日
第12霊信の公開その17
質問14
霊界には第11霊信の霊的存在のように、これまでのスピリチュアル霊学知識にない霊的存在がいるようだが、ほかに稲垣とM子の知識にはないが今後関わることになる霊的存在を教えてもらえないか。
回答
我が霊団は11の霊的存在から成り立つ。
だが、神はその上におられる。
なぜ11という数字なのか。それを簡単に説明しよう。
11という数字以外にも、数字にはそれぞれの独自性のある法則が生じる。
11は繋がりを持つものである。
11の存在が繋がりを生じさせ、その特性である色を発揮させながら存在することができる。
それ以上の詳細は与えることは許されないものとする。
質問15
第11霊信の「夢を司る霊的存在」が述べている「あなた方の意識はすべて繋がっている」という意味は、神の創造した魂である我々が、霊界を通してすべて繋がっているということなのか。であれば、夢を見ているときは魂として顕現化しているということか。そして、霊界と通路を開いているということか。したがって、体外離脱して霊界に行っていることもあるということか。
回答
これに対する説明は、上記により説明を終えたものとする。
あなたが私たちが述べるものに対し理解に達していれば、この質問はもう消化できているはずである。
もし、まだ疑問が生じるようであれば、霊信を読み直す必要があるのだと理解しなさい。
質問16
稲垣に霊交能力が与えられない理由は何か。
霊交能力によって、M子のように霊および霊界の存在を実感的に確信し前提としていると、それへの科学的、実証的態度を無用とし、ひいては『前世療法の探究』のような本を書かなかったからか。
回答
あなたに霊交能力が与えられない理由は、あなたのヒーリング能力の目覚めの段階と大きく関連する。
霊交の力が無いのではなく、あなたはある霊的存在を対象とし交信する必要がないからだと理解しなさい。
今後、あなたはある霊的存在に対しては交信できるようになるのだと理解しなさい。
あなたが交信を必要としないのは、他者の守護霊、そして未成仏霊である。
それ以上の詳細は告げることは許されないものとする。
(以上で第12霊信の全質問と通信霊の全回答はおわり)
第12霊信の公開その18
2011年8月12日金曜日
第12霊信の公開その18
【通信霊からのメッセージ】
あなたが今回の霊信を完全に理解するために必要なのは、あなたがこれまで得た知識で必要ないものを捨てることである。
そして、この霊信をおこなう私はこれまであなた方に接触をしていない者である。
私は、あなたの祖父の守護霊と繋がりを持つ者であり、あなた方の世界で表現すると「遠い昔、転生を終えた者」である。
私は男性性の要素を多く持ち、エドガー・ケイシーとあなたを守護する者とは異なる性質を持つ者である。
私はあなた方の「信仰」に対し関連する者である。
今回の霊信であなたが抱く疑問は「信仰」と関連性を持つものが多く見られる。あなた方の中には、まだ多くの疑問が渦巻いている。
(つづく)
第12霊信の公開その19
2011年8月12日金曜日
第12霊信の公開その19
その一つ一つをあなた方は消化していく。
この霊信をおこなう霊媒であるM子でさえ、多くの疑問を抱えている。
彼女という人間が答えられる問題は、ここでは存在しない。
彼女はまだ催眠を学ぶ過程にあり、まだ彼女が理解が少ないことに対し答えるのは困難である。
この霊信において告げる内容を読んだとしても、M子自身は理解には到達できない。彼女が理解するならば、彼女は学ぶ必要がない。
この霊信を読み、自らが霊媒となり文章を起こしたことを「悟っている」という誤った認識へと繋げないようにしなさい。
これは私からの霊信であり、M子の言葉ではない。
M子の妄想ではない。
妄想では答えられないものである。
あなた方に必要なのは信仰である。信仰がなければ信頼は存在しない。
信仰を築きなさい。
信仰は自発性を持つ。
だが、信頼はそこから生じるものである。
その対象が何であれ、本質的にはそうなのだと理解しなさい。
(第12霊信おわり)
注※この第12霊信は22通の霊信のなかで最も文章量の多いものです。
しかも、脳・意識・潜在意識・魂・心・肉体の関係など、その場のM子さんの思いつきでは到底記述は不可能だと判断できるものではないかと思われます。
その理由は、07,1,23,0:06着信の第11霊信で、霊団に質問しなさい、の指示にしたがって稲垣が16の質問状をしたためM子さんのパソコンに送付したのは同日22:00頃であり、22:58にはこの第12霊信として質問の回答が届いているからです。
その間約1時間しかありません。
このわずかな時間でこのような破綻のない全回答を意図的に創作することはできないだろうと考えるからです。
何らかの霊的存在からの通信であることの傍証として採用できるように思われます。
一方、徹底的な懐疑的視点に立てば、意識的、無意識的なM子さんの創作であり、回答に詰まると「それを告げることは許されないものとする」という常套句で逃げているという解釈ができるかもしれません。
いずれにせよ、この第12霊信で回答された、脳・意識・潜在意識・魂・心・霊体との関係の真偽を催眠を用いて検証する過程で、SAM前世療法の基本的枠組みが形成されていったことは確かです。
やがて、この霊信受信の2年後2009年5月に、SAM前世療法によって魂表層から顕現化したネパール人村長ラタラジューが、生まれ変わりの最有力の科学的証拠とされている応答型真性異言現象を示すことになったのです。
この応答型真性異言を世界で初めてとらえた「ラタラジューの事例」のセッション映像が、2010年8月5日に、フジTV番組「アンビリバボー」によって60分間放映されました。
また、この「ラタラジューの事例」は、拙著『生まれ変わりが科学的に証明された!』の書名でナチュラルスピリット社から2010年10月に出版し、生まれ変わりの科学的事実として世に問うています。
ちなみに、応答型真性異言(学んだはずのないことが検証された外国語で会話できる現象)は、世界でこれまで4例確認されています。そのうち退行催眠中に起きた応答型真性異言は2例です。
「ラタラジューの事例」は、今世紀に入って最初の応答型真性異言であり、証拠映像の提示は世界初、また日本初の応答型真性異言事例です。
第13霊信の公開その1
2011年8月13日土曜日
第13霊信の公開その1 07,1,24,22:04着信
注※前日07,1,23,22:58着信の第12霊信を読んだ後、すぐ私は5つの追加質問をM子さんに送付し、霊団からの回答を待つように依頼しました。以下の第13霊信はその回答です。
M子の精神状態から起こる疲労のため、今回の霊信は短いものとする。
その疲労は、日常において誰もが感じる程度のものではあるが、彼女の今日の脳波は思考の波による脳波の乱れから安定しにくいものとなっている。
彼女自身が気づくほどのものではないが、連日の霊信からの疲労も生じるため、安定へと意識を向けさせることへと専念させる必要がある。
だが、霊信は必要に応じておこなわれるものであるために継続していくものとする。
前回に続き、私が霊信を与えていると踏まえなさい。
あなたに浮かぶ疑問は解消しなければならないものである。
だが、必然ではないものについては、答える必要はないのだということも理解しておきなさい。
(つづく)
第13霊信の公開その2
2011年8月13日土曜日
第13霊信の公開その2
再質問①
ふつうに言う「意識(顕在意識・潜在意識)」は、脳が生み出しているものと考えていいか。そうした「意識」を「心」が管理していると理解していいか。
回答
「顕在意識・潜在意識」は「脳」が生み出しているものではない。
すべては「魂の側面であるものたち」がつくり出しているものである。
それらは情報である。
そして、それらの情報をまとめる役目を司るのは「脳」である。
脳によりデータは管理されている。
「心」は、外部の情報を感じ取る役目を司るものである。
魂はすべての要である。
あなた方は「自我」が形成されるのは幼少期だと考えている。
自我という存在の定義は、適切なものとして表現されているものではない。
まず、人が生まれる。
その時点で存在するのは魂・心・脳である。
顕在意識は、ある程度はその時点ですでに形成されているものである。
その後、年令を経るに従い「すでに存在している自我」が拡大していく。
はじめから存在しないものが生じるのではない。
ごく小さな種があるからこそのものなのだ。
ある意味においては、そういった意識を管理しているのは心である。
外部の情報を相反する対象として判断を下すのは心である。
だが、そういった意識は生まれた時点で存在するものである。
魂が同時にすべてのものを形成するのだと考えなさい。
それらすべては繋がりを持ち、平行線に存在するものである。
明確に表現するならば、すべてを創造するものは魂の中にある本体である「意識体」である。
すべてははじめから備わっているものであるが、その後あらゆる過程を通る上で拡大していくものなのだと考えなさい。
それぞれ管理するものが違うのだ。
(つづく)
第13霊信の公開その3
2011年8月13日土曜日
第13霊信の公開その3
再質問②
転生をしない「はじまりの意識体」と魂の関係はどうなっているのか。
「はじまりの意識体」が魂を生み出すのか。
それとも、両者は別個の存在なのか。「はじまりの意識体」が霊界に留まっているから、その魂が転生していても、後で霊界に来た魂は先に霊界に来た魂と出会うことができると理解していいか。
回答
転生する意識体と、転生しない意識体は繋がりを持つものである。
転生する必要のある意識体と、しない必要がある意識体である。それらは、繋がりを持ちお互いに学び合う関係である。両者は繋がるものである。
転生しない意識体がガイドとなり、転生するものは旅をおこなう。
両者に縦関係があるがゆえのそういった構成ではない。ただそうあるべきであるだけだ。
ある次元で、すべてのものは出会う。
だが、必ず肉体を完全に離れる死という過程を通らなければならないのだ。
再質問③
心は肉体のどこに位置しているのか。
脳内であるのか。魂は肉体のどこに位置しているのか。私が魂を癒すためのヒーリングをするとき、いったい肉体のどこに手を当てて霊的エネルギーを注げばいいのか。
心と魂は一体となっているのか、別々の状態であるのか。
(つづく)
注※再質問②の回答は私には新しい情報でした。「転生する意識体(魂)」と「転生しない意識体(魂)」の一対が魂としての構成である、という回答は、海外の種々の霊信を読んでみても目にしたことはありません。
この回答から、私は、「ハイヤーセルフ」とは転生しない意識体(魂)を指すのではないかという仮説を持っています。
①転生しない意識体(魂)は、転生する意識体の「ガイド」となる、と告げていること ②転生しない意識体は、転生し数々の人生の学びを続ける意識体からの知恵を蓄積しているはずで、叡智に富んだ存在であると考えられるからです。
しかも、魂は、霊界では同レベルの成長・進化を遂げた複数の魂たちとともにグループを構成し、それぞれの魂の学びを分かち合い共有しているらしいこと、この魂のグループを「類魂」と呼ぶことがスピリチュアル霊学で言われています。
とすれば、「転生する意識体」は、「転生しない意識体=類魂」から分離して、転生の旅をしていると考えてよさそうです。
つまり、転生している魂の、霊界での居場所である類魂が、ガイドをしているということになりそうです。