こんなこと思ったことはありませんか？

こんなに子育てって大変だと思わなかった・・・。
毎日、時間が足りない・・・。
あれもこれも出来ない・・・。
部屋が片付かない・・・。
子どもと笑顔で話す心の余裕がない・・・。
いいママになれない・・・・。
私の子育ては、これでいいのかな・・・。

多くのママが、「不安」を抱えながら子育てをしています。

「家事・育児・仕事」はもちろん、「PTA活動・親戚関係・ママ友・ご近所づきあいなどの人間関係」に右往左往して息つく暇もありません。

それに加え、「将来・教育・お金」の不安が頭をもたげます。

そして「心のよりどころ」を求め「安心や休息」が欲しいと願っています。

けれども、日常の生活は仕事が山積みで、「何から考えればいいのか」わからない。「考える時間」の余裕さえ与えてもらえないのが現実です。

自分の時間がない。
心が休まらない。
楽しくない。
食べても美味しく感じない。
疲れが取れない。
やる気がない。

途方に暮れながらも、子どもたちを見て「やっぱり頑張ろう！！」と自分を奮い立たせ頑張っています。

そんなママを横目に、子どもたちはどこ吹く風で、部屋を散らかし、思いもよらない問題をおこし、泣いて、笑って、喧嘩しています。

それが「可愛く思える」時もあれば、家事や仕事で疲れはて「もう、勘弁して！！」と頭を抱える時もあると思います。これは、多くのママがぶつかる壁だと私は思います。

何故なら、私自身もそんな葛藤を繰り返して子どもたちと成長してきたからです。

なかなか子どもが出来ないとあせってはいたものの、いざお母さんになると不安だけが押し寄せて、世界中の不幸を背負ったような気分で毎日いました。

子どもを抱え、暗い顔をしていた私ににっこりと近所のおばあちゃんがいいました。

「あなた幸せね。こんなにかわいい宝物もって。」

私は、その言葉を聞いた瞬間、涙がポロポロと出てきました。

子どもの成長に喜びながらも、いつ何時泣き出すかわからない子どもの世話に明け暮れ、自分の時間がまったくない生活はストレスが溜まります。「理想と現実」の間で、もがき苦しんでいました。ピンと張りつめた心が、近所のおばあちゃんの一言で弾けた感じがしました。それから、心に余裕をもって生活できたように感じます。

人は出会う人のたった一言で、考え方や心の持ち方が変わっていくのだと初めて知ったような気がしました。

私もまた、近所のおばあちゃんのような一言が言えるようなセラピストになりたいと思っています。

楽ちん子育て