「稲垣勝巳生まれ変わりの実証的探究」https://samzense.blogspot.com/より稲垣先生に届いた「22通の霊信」です。
2011年7月8日金曜日
私あて霊信の公開をしていきます 。
3年半前、2007年1月11日~2月14日の間に22通の霊信が私あてに届いています。
「霊信」とは
文字通り、霊界の住人である高級霊とおぼしき存在 からの通信のことです。
受信者は、2007年当時、霊媒体質のある私の読者(『前世療法の探究』春秋社)M子さんです。 この受信者M子さんは、当時26歳の東京在住の派遣社員でした。 彼女によれば、霊信のある前兆として後頭部に鈍痛が起こるので、それを感知してパソコンの前に座ると自動的にキイを打つという現象が起こるということでした。 霊信を受信すると同時にわたしのパソコンに転送しているということでした。 これは、パソコンによる「自動書記」現象だと推測できます。
私は、2007年1月27日、M子さんに研究室に来ていただき、1例だけですが、こうしたパソコンによる自動書記現象を観察しています。 受信状態にあるM子さんは、明らかにトランス状態にあり、朦朧とした目線でブラインドタッチでキイを叩いていました。 プリントアウトした霊信は、主述のねじれや誤字のない完璧なものでした。
彼女によれば、受信中はどのような内容を打っているのかまったく分からないということです。 そして、ときどき「違う!」という声が聞こえると、指が自動的に打ち直しをするという自覚はあるということでした。
今後しばらく、このブログに公開していく霊信の真偽については、以下の4点の視点で判断しながら読んで下さるとうれしく思います。 ちなみにM子さんと私とは、霊信が届くまでに著者と読者という以外に面識はありません。
- 受信者M子さんの作為による創作
- M子さんの潜在意識による無意識的創作
- 低級霊による悪ふざけ
- ホンモノ
なお、私あて霊信を公開する理由は、この霊信の真偽を検証する過程で、「SAM前世療法」の作業仮説が形成されていったからです。 霊信の恩恵によってSAM前世療法があるからです。
2011年7月8日金曜日
第1霊信の公開その1(07,1,11 22:44着信)
第1霊信の公開その1(07,1,11 22:44着信)
第1霊信について公開します。
のちに判明しますがこの送信霊はエドガーケイシーと名乗る存在でした。
ここであなた方(注:以後「あなた方」とはM子・稲垣を指す)が出会うことには意味がある。
あなた方は、その真の意味をまだ手にすることはできない。
悟りという実はまだ熟していないのだ。
その悟りは言葉で理解するものではない。
あなた方は体感し、そして魂で感じてゆく。
そして、その悟りがすべてが始まるときからあなた方に「在る」ものなのだと思い出す。
あなた(注:以後「あなた」は稲垣を指す)はより多くのものを求めようとしている。
だが、あなたが「今という瞬間」に得るものは一つなのだ。
すべてははじめから用意されている。
その一つ一つが何なのか、それを踏まえながらあなたは進みなさい。
これまであなたが得た知識や観念、それらを打ち砕くものは真理である。
だが、あなたは気を付けなければならない。
あなたの真の目的は、誰もあなたに告げることは許されない。
なぜなら、あなたの魂がそれを決めたからだ。
あなた自身が、その目的を思い出すのだ。
現段階であなたに告げられている使命という目的は「人を癒すこと」である。
それをあなた方の世界でわかりやすく説明するならば、「外的目的」と表現すれば理解を得やすいだろう。
「外的目的」は、あなた以外の他者のためにあなたが決めた目的だ。
何を方法にして人に奉仕していくか、そしてすべてとの繋がりを持つか。
その手段をあなたは選んだ。
あなたの場合、それは「医学的知識を応用させながら自らの判断をより明確なものとし、ヒーリング能力も一手段としてより多くの人に「癒し」という愛を与えるというものだ。
だが、「内的目的」は他者のためものではない。
それはあなたの魂へのものだ。
あなたはこれまで数多くの過去世を通して学んできた。
どのようにすぐれた能力を持つ者も、魂に癒すべき傷をもつ。
あなた方はこの世界に存在する限り、自分の魂の傷を癒さなければならない。
それは強制ではなく、義務でもない。
言葉の表現では明確にその意味合いを伝えることができない。
ニュアンスで理解するものである、と表現すればわかりやすいだろうか。
なぜあなた方が自分の魂の傷を癒さなければならないのか、そしてなぜ魂に傷を負うのか。
その仕組みはあなた方には理解できないものである。
(つづく)
第1霊信の公開その2
第1霊信の公開その2
魂の傷、そしてその癒しはすべてその魂によって引き起こされる。
あなた方(M子・稲垣)は、理解できないであろう。
どのように悲惨で、辛い死も自らが選択したものであると受け入れられないであろう。
あなた方はこの世界に存在する限り、どんなに求めたとしても理解を手にすることはできないのだ。 真理は「生」の状態にいる限りは得ることはできない。
だが、人は真理を求める。
それは死を迎えると同時にどのような人間にも与えられるものなのだ。
人は誰もが真理を得るということを忘れている。
そして真理はすべてであり、それを一つにまとめるには言葉はあまりにも無力である。
言葉は道しるべでしかない。
あなたが決めた「内的目的」は、あなた(稲垣)自身がまだ距離感さえもつかめていないものである。
今のあなたには、それが何なのか憶測もできない。
今のあなたに必要なのは、あなたの魂にとっての「目的」があるのだと理解することである。
その目的を通し、あなたは魂の傷を癒すのだと理解しなさい。
今、あなたに語りかけている私が誰なのかあなたは分からない。
そして、M子も私が接触しながらも誰なのかが分からないでいる。
私はあなた方を繋げるものである。
これまで私があなた方に接触をもったことはない。
私は神ではない。
(つづく)
2011年7月9日土曜日
第1霊信の公開その3
第1霊信公開その3
M子が先ほど考えていた「今日、神が語りかけてくる」という予感は期待である。
彼女は自分に接触を持つ存在を明確に捉えなければならない。
多くの霊媒の場合は、ある特定の範囲でまとめられるような類似性を持つ霊的存在からの接触しか受けないためにその判断は容易である。
だが、彼女に接触を持ってくる存在はさまざまものであり、彼女が今世で得ている知識では理解が及ばない存在もいる。
それらを理解するため、彼女は今後あらゆるものを情報としながら自らの霊性を成長させるだろう。 あなた(稲垣)は、自分の持つヒーリング能力に対してより多くの理解を持たなければならない。
なぜなら、それはあなたにとっても他者にとっても、時と場合によっては「癒し」とは相反するものを与えるものになりかねないからである。 あなたが癒す対象者の疾患等を「負」のエネルギーとする。
それをあなたが癒すとしたら、そのエネルギーはどこに向かうものなのだろうか。
あなたが癒しを起こすとき、多くの高級霊が治療霊としてあなたのもとに集まる。
だが、それは能力を最大限に引き出してもあなたの体の疲労を消し去ることはできない。
あなたの身体的エネルギーをコントロールするのはあなた自身である。
それはヒーリングとは別のやり方で解消するべきものである。
あなたは「イメージ」し、そのエネルギーを消すことができる。
あなたはある人数の治療をこなす。
あなた自身はどの程度で「負担となる疲労」が生じるのかが判断できないであろう。
なぜ判断できないか、それは癒しを起こすうえで体内のエネルギーの流れが通常の意識で起こるものとは異なるものであるからだ。
どのように変化するのかは、あなたが実際自己観察した方が理解しやすいものである。
「負担となる疲労」とは、あなたの体内にもともとあるべきではない「あなたの体を通し体内に入り込んだもの」を浮上させる。
例えるならば、血液中や内臓、それらに溜まった体内には不要なものの流れや動きも「通常の状態」とは変化させるものである。
これらの詳細の説明をあなたがもし求めるならば、M子が現段階より深意識で私により接触する環境でなければならない。
今の彼女の意識では適切な言葉を集めることは困難である。
(つづく)
2011年7月10日日曜日
第1霊信の公開その4
第1霊信公開その4
あなたがそれらの「負のエネルギーの要素」を消すために、ヒーリングを行った日は必ず自分の体を浄化しなければならない。
瞑想をしながら、へそに両手を当て「へそを中心として光が身体中に広がる」というイメージをしなさい。
体を持つ限りはあらゆる制約が生じる。
食物・空気・衣服、あらゆるものを通して「負の要素」となるものは体内に取り入れられる。
そのわずかなものさえも、原因になりかねないものなのだ。
あなたはヒーリングを行う際に自己管理を徹底しなければならない。
そして、あなたの探究心の方向性について語ろう。
今後、あなたは自分の思うままに前進するべきであり、そのためのこれまでの道のりであった。
あなたは、自分の直感を通し「得るべき知識」を模索していく。
あなたが求めるものは国内に留まらず、その範囲は他国へと広がる。
そのための手段を徹底するために、英語力を向上させなさい。
今、あなたに私が伝えるべき「あなたへのアドバイス」は以上である。
これより先は、私ではなく別のものが続きを語る。
注:第1霊信はこのあと送信霊が交替したようです。その冒頭部分を紹介します。
私は、M子を守護するものの一つであり、これまで彼女の「心」を管理していたものです。
人は私のような存在をいまだ表現したことがありません。
彼女が無知なためではなく、言葉が存在しないために私という存在を明確に表現することはできません。
今日、彼女に伝えたことをあなたにもお伝えします。
彼女の魂を形成するにあたり、神はある計画をされました。
彼女の魂は人としての要素、そして自然としての要素、精霊としての要素、そして高級霊としての要素、あらゆるものの霊性を含んでいます。
そのために彼女の霊性としてのアンテナは多様性を持つのです。
神は、彼女にある計画を与えました。
それを彼女も知りたいと望みました。
その計画が成されるかどうか、そして成されたかどうかを知ることが出来る者は幸いです。
それは神のご意志であり、これから始まる大きな計画の始まりでもあります。
あなた方は死後、それを見つめる者となるでしょう。
そして、見守る者となるでしょう。
あなた(稲垣)は、今世で魂の癒しという旅を終えます。
あなたにとって、これが最後の生まれ変わりとなります。
それはもう、すでに決められたものであり、あなた方と神との計画でもあります。
彼女は、すべてを繋ぐ一点の光なのです。
その一点がなければすべては繋ぐことはできません。
そして、その光を灯すのはあなたの役割です。
M子はまだ完全に覚醒していません。
彼女の魂の真の霊性を発揮させるための光をあなたが灯すのです。
その方法は、あなた自身が直感で理解しているものです。
それをM子に提案しなさい。
それに対し恐れを感じるのは、M子の魂のある部分です。
その魂は、これまで誰の言葉にも耳を貸そうとはしませんでした。
あなたを通じ、M子は傷に接触することが可能となります。
そして、あなた自身にもその傷は関係しています。
あなた自身がそのことを思い出すのはM子が覚醒した後となるでしょう。
011年7月11日月曜日
第1霊信の公開その5
第1霊信の公開その5
彼女は生き急いでいます。
それは彼女がこの先に起こるあらゆるものを直感として感じ取り起こす感覚でもあります。
ですが、彼女自身が憶測するよりも時間があります。
彼女はそれまでに覚醒しなければなりません。
あなたは彼女の通った道を眺める立場となるでしょう。
神が彼女に今世ではじめて語りかけたとき、彼女に言われた言葉をここで私がお伝えします。
「あなたは常に、自分ではなく他者のための祈りを捧げてきた。 そして、その相手は守護霊でもなく、ガイドでもなく、私であったろう。 それなのに、なぜ私があなたに語りかける事を疑うのだ? なぜ信じぬのだ? あなたは常に私にのみ祈りを捧げてきた。 すべてあらゆるものをお救いください、そう祈ってきた。 誰かにそのことを打ち明けさえしないが、あなたは私を求めてきた。 あなたは神の道を望んでいる。 それが、あなたの今世の目的だ。 神の道を宗教者の辿るような道と考えるのはやめなさい。 あらゆるものを通し、ヒトは神の道を進む。 あらゆるものを表現方法とし、人は神の愛を表現する」
彼女が進むべき道は、まだ明かすことはできません。
あなた方が憶測するものは適切ではありません。
ですが、それは進むにつれて明らかになるでしょう。
一つあなたの過去世について語りましょう。
これは、直接私が伝えているものではなく、あなたを守護するものの一人が私を通し語るものです。
「あなたはその過去世で医師でした。 だが、あなたは多くの患者を死なせてしまったと自責しました。 だが、救いたいという望みも同時に残りました。 後悔とともに、望みは残ります。 どちらか一つでは存在することはできません。 あなたが今、このような方法で人を救う道を辿るのは
「直接的に医者として癒すのではなく、間接的な立場から癒す」という方法をはじまりとして選んだからです。 そして、あなたのヒーリング能力の覚醒は、あなたが、直接的に関わることを魂が受け入れたために起こったものです。 あなたがなぜヒーリング能力を持つのか、それにはあなたが今理解しているよりも深い意味があります。 それを少しずつ理解していくのです。」
あなたを守護するものが直接あなたへと語りかけるには、まだ時間が必要となります。
ある流れに沿って、一つ一つ用意されたものをあなたは受け取ります。
あなたが必要なとき、彼はあなたに言葉を贈るでしょう。
(第1霊信おわり)
2011年7月13日水曜日
第2霊信の公開その1
第2霊信の公開その1
着信07,1,14,5:23
私はあなた(M子)が考えるように、あなたとかけ離れた霊能力を持つものではない。
私に目的があっただけだ。
誰もがその目的に見合った才能を与えられる。
あなたにも目的がある。
あなたは優劣をつけ、霊媒としての能力を持つ者を見る傾向がある。
それはもちろんあなたの能力が判断基準であり、あなたはその対象となる人物と似て非なるものを持つことを忘れ自分の才能を忘れてしまう。
あなた(M子)には左脳で理解する必要がある情報を与えられることは少ないだろう。
なぜなら、あなたにはその必要がないからだ。
あなたが向き合うものは二次的なものではない。
あなたは本質を見抜くべきなのだ。
聡明でありなさい。
そして道具に振り回されないようにしなさい。
霊信しながら今、あなた(M子)はこの文章を読む人間(ina)に対する呼び名をどうすることが適切なのか考えようとしている。
だが、あなたが尊敬する人間を私がどう呼ぶかは問題ではない。
だが、あなたはどうするべきか考えようとしている。
この霊信を続けるため、ここであえて稲垣と私は呼ばせていただく。
稲垣を守護する存在は、生前の私を守護していた存在であり、それよりも以前に多くの偉大なるものたちを守護していたものである。
だが、稲垣にはまだ打ち明けるべきではない。
それは彼を疑いの思考へと誘う種となるだろう。
だが、ここで私があなたと稲垣に伝えるべきことは、私があなた方を繋ぐ理由である。
私は、生前あなた(M子)としての素質を持ち、稲垣の進むものと類似する方向性を持つものであった。
そのため私は、あなた方を繋ぐものとして接触しているのだ。
(つづく)
注※「あなた(M子)としての素質」とは、M子の霊媒能力(チャネリング)を指すと解釈できる。「稲垣の進むものと類似する方向性」とは、催眠やヒーリング等によって病を癒すことだろうと解釈できる。通信霊は、生前、霊媒能力と病の癒し能力の双方を持ったとされる。そのような生前の人物とは誰か?
2011年7月14日木曜日
第2霊信の公開その2
第2霊信の公開その2
稲垣の誘導により、あなたはある存在へと接触するだろう。
稲垣よ、あなたは前世療法を通し、彼女の過去世以外のものと対話する。
それは存在ではない。
ある大きな意識である。
それは救いを求めている。
嘆いている。
多くの悲しみを吸い取り、そして多くの痛みを感じている。
あなた方には想像できない。
それに感情があるのかさえ理解できない。
だが、あなた方はそれなしには存在できない。
話の方向性について考え、疑いを生じさせないようにしなさい。
あなた方の道を反らせる種にしかならない。
道はもう用意されている、そのことを信じなさい。
分析しようとするのでもなく、納得を得るための論理を作り上げるのでもなく、感じなさい。
魂の求めるものを、ここにあるものを感じなさい。
(第2霊信おわり)
注※第2霊信は比較的短いものになっています。 送信霊は身元を明かしていませんが、第1霊信の前半を送信した霊であることは文脈からほぼ特定してよいと思われます。そして、その霊は生前、霊媒能力と病の癒しの能力を併せ持つ人間として存在していたと告げています。 私の知る範囲内でそうした能力を発揮した人物はエドガーケイシーでした。 また、第1霊信で「稲垣を守護する存在は、生前の私(送信霊)を守護していた存在」と告げています。 一般に守護的存在は同時に二人の守護はしない、と言われていますから、もし第2霊信の送信霊がケイシーであるなら、私は彼の死後誕生していないと、生前のケイシーと私の両者を守護することはないと思いました。 そこで私はケイシーの没年を調べてみました。調査の結果、ケイシーの没年は1945年であり、私の誕生はその後ですから、「稲垣を守護する存在は生前の私(ケイシー)を守護していた」という文言はつじつまが合うな、と思いました。 驚いたのは、次から公開する第3霊信で私がケイシーについて調べたことを、通信霊が指摘したことです。 もちろん、調べたことをM子さんに漏らした事実はありません。
第3霊信の公開その1
第3霊信の公開その1
着信07,1,14 22:48
注※第3霊信は第2霊信と同日に着信しています。
07,1,14の第2霊信は夜明け、第3霊信は夜中ということになります。
以下に第3霊信を公開します。
今回の霊信を読むにあたって、注意する点をあなた(ina)に告げておこう。
まず、あなた方の次元にある「時間の概念」を捨てることだ。
それは足かせになる。
あなた方の次元での流れはある一定方向への流れに過ぎない。
それは、ただそうあるだけだ。
過去・現在・未来のそれぞれの定義を捨て去りなさい。
あなた方の世界に存在するにはその時間の定義は必要なものだ。
だが、あなた方にとっては、それはある意味では必要ないものである。
あなた方が理解するべきものに対しては、その概念は足かせになる。
これまでM子には幾度となくそのことを説明してきた。
だが、この次元に存在する限り、そのことを理論として伝えることはできても認識することは通常の意識では不可能なものである。
あなた(ina)に対して忠告しておかなければならないことがある。
あなたは突如として霊性の進化を迎え、そしてその分野に対しての学びを得るための努力を積んだ。 だが、あなたが得たものの中にはねじ曲げられ伝えられたものがある。
あなたは、それらを捨て去るべき情報と吸収するべき情報として判断を下さなければならない。
それは、あなたが今後自身を通し分かるものである。
あなたが得たもののすべてが絶対的であり、不滅である真理を与える要素ではないのだと理解しなさい。
そして、真理は統計で計るものではない。
あなたは、自らの体験をもとに叡智を創造していく。
あなたが信頼する者からの知識でさえも、時には足かせとなるだろう。
すべてを否定することを促しているのではない。
「必要性」は時と同じくして流動するものなのだと説明しているのだ。
(つづく)
2011年7月15日金曜日
第3霊信の公開その2
第3霊信公開その2
人間を進化させるのは霊性である。
だが、その霊性は「霊媒としての素質」「ヒーリング能力」等の超感覚のみを限定し、対象としているのではない。
「知恵」は左脳がなければ創造されないものだ。
叡智はすべての感覚がつながらなければ存在しない。
どちらかだけのもの、それはただの「知識」もしくは「芸術性の高い作品」でしかない。
もちろん、それらにも影響力は存在する。
だが、進化を与えるものではない。
「霊性の成長」は、人類すべて、そして命あるものすべて、そして霊的存在すべてにおいて有益なものである。
あなたが(稲垣)が今後おこなうものは「探究」ではない。
もちろん、ある者の見解からはそう映るだろう。
だが、それは霊性の成長であり、すべてにおいて有益な恩恵を与える進化の一つである。
あなたは霊信を受け始め「使命感」に駆られている。
使命感はあなたに義務を生じさせる。
あなたを導くものは、あなたの興味であり、直感であり、あなたが覚えておくべきことは、それらに基づきあらゆる情報を処理しながら前進することである。
霊信も同じく情報である。
すべての情報は啓示である。
ここで「世界のあらわれすべては啓示」であることをあなたがたに説くことは省略する。
それは、ある者にとっては必要性を持つ場合もあるが、今のあなた方にとってそれは必要ないものである。
そして、あなたはあなたの「魂にとっての情報」を求めている。
だが、まだあなた自身の魂についてはあまり多くの情報は与えるべき時機ではない。
あなたの傷は完全に癒しを得てはいないが、あなたにとっての負担となる影響は少ないものである。 だが、今現在のあなたという魂の一面についての情報は与えられるものである。
あなたは、今語りかけている私がエドガー・ケイシーを守護していたものと考えている。
その真偽をあなたの中で晴らすため、情報を集めた。
だが、そんなことをして何になる?
もし、私があなたに「そうではない」と言えば、それは事実とは異なるものとなってしまう。
(つづく)
注※上記末文で 「私があなたに『そうではない』と言えば、それは事実とは異なる」という回りくどい言い回しで、この第3霊信の送信霊が生前のエドガー・ケイシーの守護的存在であることを認めています。
第2霊信で、「稲垣を守護する存在は、生前の私を守護していた存在」と告げていますから、第3霊信の送信霊は私の守護的存在であることになります。
また、文脈から第2霊信の送信霊はエドガー・ケイシーを名乗る霊ということになります。
同様に第2霊信の送信霊は、第1霊信前半の送信霊と同一霊(エドガー・ケイシーを名乗る霊)だと判断できます。
第3霊信の公開その3
第3霊信その3
あなたは、直感に完全な信頼を置いていない。
あなたのこれまでの習慣は「左脳を駆使すること」であった。
それはあなたの才能の一つである。
だが、あなたは今後それに「自分を導くもの」としての舵を与えてはならない。
あなたの魂に耳を澄ませなさい。
あなたの体の、肌の感覚、そしてあなたに接触してくる存在による空間の変化、あらゆるものを観察しなさい。
あなたはこれまでの感覚のように進もうとする波がくる。
それはあなたに長年習慣づいていた思考パターンであり根強いものである。
あなたはそのことについて、自分の知識からどんなものか容易に理解することができるだろう。
あなたに必要なのは、魂の感覚を研ぎ澄ませることである。
あなたの魂が求める「内的目的」とは、あなた自身が直接受けた傷の癒しではない。
「あなたの愛する者が受けた傷が原因となり、あなたに間接的経路を辿り起こった痛みの癒し」である。
よって、あなた自身の傷があなたの魂にとっての負担になる抑制が少ないため、あなたの霊性としての成長は起こり、あなたのヒーリング能力を覚醒させたのである。
M子の魂は、魂自身が受けた傷を持つために、完全に覚醒できない状態なのだ。
それは、M子の感覚が受け取る情報を時には混乱させる。
もちろん、このような霊信をおこなう状態においては、守護するものにより秩序は保たれている。
前回の霊信であらわれた「M子を守護するものの一人」が、なぜM子の心の管理をしていると述べたのか、なぜその必要があるのか説明しよう。
その魂の傷はあまりにも多くの哀しみを抱えている。 その傷がなぜこれまで浮上してこなかったのか、それは通常の「催眠療法」では癒すことは不可能だからである。
それは多くの高級霊による癒しを求めている。
「人間による癒し」では、その傷を癒すことは不可能である。
よって、あなたにその役割が与えられるのだ。
(つづく)
2011年7月16日土曜日
第3霊信の公開その4
第3霊信の公開その4
今現在PCに表示された時刻は21:59である。
M子は47分から脳の感覚に異変が起きていることを感じている。
これは、その魂の傷による影響である。
そして、これはその傷が与えるわずかな影響でしかないのだ。
だが、恐れないようにしなさい。
この感覚があらわれ始めたことは、魂が深奥から動き始めたことを意味する。
魂はすべてに理解を求めている。
今朝彼女がみた夢は何をあらわしているか、それは重要性を持つものなのか。
どんな優れた精神科医でも、それは分析不可能なものである。
よって、ここであなた方に伝えられる範囲のものを語ろう。
なぜ範囲限定という制約が生じるか、それは何度も繰り返すように「言葉では伝え切れないものが多すぎる」からだ。
あなたにM子が伝えた内容以外に、とても今のM子に重要性を持つものがある。
それは、兄との関係性である。
その場面をここで説明しよう。
M子の実家の茶の間でM子は友人たち数人と朝食の用意をしようとしていた。
だが、そこでは皆落ち着かないと察し、M子は移動しようとした。
だが、そこでM子の兄と結婚予定の恋人(現実においてそうある人物)が性的交渉を始めようとする場面を目撃し、怒りをあらわにした。
兄は、恋人の精神状態が不安定なためにそこで休み落ち着くためにしばらくいることを要求した。
だが、M子はそれを家事などの手伝いをしない言い訳として受け取り憤怒する。
これは、今のM子の精神状態を暗示しているのではなく、M子の魂の傷に対し大きく起因するものを暗示している。
それは先ほど述べた「傷」とは別のものである。
その後、先ほどM子があなたに説明した内容に移る。
(つづく)
第3霊信の公開その5
第3霊信の公開その5
M子と兄は、過去世において敵対関係にあった。
邪魔な存在であり、呪うべき存在であった。
二人は四度殺し合い、常に憎み合っていた。
だが、四度目に殺し合うとき、二人はお互いの立場を理解し合った。
そこで二人の中に生まれたのは「ある意味では思いやり、そしてある意味では同情」という入り混じった感情である。
だが、二人をそれでも同じ過ちへと流したのは「お互いが持つ使命感であり自らの周りを守ろうとするゆえに生じる義務感」である。
二人は、死を迎える前にそれまでの生まれ変わりで得ることのない真理を得た。
魂の浄化としての真理を得たのは死後である。
そして、二人はごく普通の家庭で兄弟として生まれた。
幼い頃はその悟りにより仲むつまじい兄弟としてある時期までは過ごせた。
だが、それ以後はお互いに辛い経験をする。
友人との関係において起こる問題、それらをお互いに知りながらも何も手出しをできない無力感を感じた。
それは、その過去世での延長する問題でもある。
今朝の夢に兄があらわれたのはその過去世での意識に触れたため、M子の意識にある情報が集まりそのような形態となったのだ。
M子の夢がなぜいつも混乱しているのか、それは先ほどにも述べた過去世の傷の影響である。
だが、流れ自体が混乱しているのではない。
表現が混乱しているだけなのだ。
(つづく)
第3霊信の公開その6
第3霊信の公開その6
その場面についての説明をしよう。
実家は今現在という地点のあらわれであり、時空が混乱したように思える祖母や叔母のいる昔の実家は、あなたの深層意識のあらわれである。
そして、M子がそこで見たもので混乱していないものは「過去の自分」のみである。 他のものは、混乱したあらわれである。
そこを流れるものである。
過去にM子は夢見を通し、未来の自分へと接触した。
そして、今朝は過去の自分と接触した。
過去の彼女は助けを求めていた。
今のM子はそれを拒否した。
当時のM子がその場面の前に見た夢の内容を彼女は覚えていない。
なぜ覚えていないのか、それは「助けてほしい」という意識のみのあらわれでしかないからだ。
幼い頃の彼女には、それを夢で見ることができなかった。
そして、今朝、M子が自分を拒否したとき、なぜ以前反対の立場から同じ内容の夢を見ていたことを思い出す必要があったのか。
それは、M子の魂がM子自身に救いを求めていたからである。
幼い頃をしているが、その彼女は「これまでの彼女のあらわれ」である。
もちろん、癒しを得ている部分も多くある。
だが、これまでに傷を受けてきた彼女自身はまだ存在する。
そして、これは彼女自身の意識変革を暗示しているものである。
現在の彼女と過去の彼女が夢に同時に存在する、それ自体が変化の兆しを意味する。
ここでなぜ、あなたにM子のこの夢についての説明をするに至ったか。
それは、あなたがそのことを知るべきであるからだ。
より潤滑に行うため、あなたには情報が与えられる。
M子に対して行うのは、あなたがこれまで行ってきた「前世療法」や「年令退行催眠」とは異なるものと踏まえなさい。
(つづく)
第3霊信の公開その7
第3霊信公開その7(第3霊信おわり)
もちろん、その夢に関わる過去世は霊的存在からの癒しを求めているわけではない。
だが、あなたがM子に前世療法を行う際に「そこで浮上するどの前世が霊性にもっとも大きな影響を与えているか」をより明確に判断できるように情報を提供する必要があるのだ。
あなた方の道は決まっている。
だが、あなた方がクリアすべき項目は道が決まっているにも関わらずあるのだと理解しなさい。
ここで、あなた(稲垣)に告げておくことがもう一つある。
M子の魂に大きく影響する傷は、一度崩壊した。
そして、今世でM子が辿るべき目的はある意味においてはその過去世と同じものである。
彼女がはじめてこの世に生まれついたとき、彼女はその目的をやり遂げることができなかった。
そして、368回の輪廻転生を繰り返し、369回目に彼女はその目的を達成させる。
それは、彼女の魂がすべて決めたことである。
生まれ変わりを始める前、彼女はそのすべてを決めたのだ。
そして、あなたも同じようにそうである。
あなたについて語るのは、わたしたちを守護するものから直接伝えられるであろう。
(第3霊信おわり)
注※ この第3霊信の送信霊は「稲垣の守護的存在」を名乗っています。 内容的に全体としては、ほぼつじつまがあった展開になっていますが、M子の夢の解説については不可解で解釈不能です。 また、「稲垣について語るのは、わたしたちを守護するものから直接伝えられるであろう」と告げて終わっています。 霊団を守護するさらに上の存在とは? 次回公開する第4霊信は短いものですが、それらしい存在からのものらしいと思われます。
第4霊信の公開
第4霊信の公開 07,1,16,2:01着信
誤った認識をしないよう、
見落とすものがないよう、
そしてあなた方が負担となる疲労を生じないよう今日は私からの言葉は控えるものとする。
だが、私からの言葉だけが啓示だと思い込まないようにしなさい。
なぜなら、あなた方を取り巻く世界すべてが情報であるからだ。
現実離れした出来事からのみ、前進する方向性を見いだすためのヒントを得ようとするのではなく、あらゆるものに目を向けることが、あなた方にとって霊性の成長へと繋がるものである。
霊信のペースが自分の理解と神に対する信頼に大きく関わるとの解釈は適切なものであるが、ある意味においてはそうではない部分もある。
その意味とは、あなた(稲垣)の信仰心はあなたの感じるものより強いものであり、あなたが自負するようなものではないということ、そして、M子の疲労により身体的影響をきたし霊信が休止するに至ることを避けるため、というものである。
信じようとしなくても、あなたはすでに多くの信頼を置いている。
私達はあなたを試しているのではない。
試練を置いているのではない。
必ず何かを得て進むものである。
あなた方にとって、学ぶことはどんなものからでも一つあるのだ。
そのとき手にすることができるのは、
その瞬間に一つなのだ。
(第4霊信おわり)
注※ この第4霊信の送信霊は身元を明かしていませんので特定不能です。ただし、「私からの言葉だけが啓示だと思いこまないように」と、「啓示」という言葉を用いていることに着目すると「神?」の可能性があるかもしれません。
次回公開する第5霊信も、第4霊信と同一の送信霊からのもののようです。
第5霊信の公開その1
第5霊信の公開その1 07,1,16,23:16着信
あなた方、そしてすべてのものは大いなる一つの存在からの繋がりを持っている。
その繋がりに近いとき、あなた方はあらゆるものを見通すことができる。
そして、過去・現在・未来においてあらゆるものを悟る。
そして、愛に包まれる。
だが、そこからいずれまた離れてしまう。
そして、またすべてを忘れたかのように、自分のしていることが何なのかさえも分からなくなる。
そこまでの流れは多くのものにより、あなた方の存在する世界でこれまで霊性の成長を説く者により、ある範囲までは広げられてきた。
だが、その先を理解する者はその真理を説くことができないのだと悟る。
はじまりも終わりも、すべてが選択されたものが真実だという言葉を信じるとしよう。
愚者と賢者を分けることがあなた方にできるだろうか?
愚者は、悟りを得ず言葉のみを信じようとする者である。
言葉に真実性を見いだそうとする者である。
言葉は「導き」でしかないのだということを知らない者だ。
その者は無知さゆえに「疑う」ことを思い浮かべることも出来ない。
賢者は疑う。
だがその「疑い」は否定できない。
自らのうちに信仰という名の塔を築くため、その材料となるものを集める。
一つ一つ、どんなものでも自分の目の前にあるものはその塔を築くための手段となり、材料となり、そしてそれを行う自分の糧となることを心得ている。
あなた方は賢者としての心得を、これまで無意識のうちに行ってきた。
だが、あなた方はもっと理解しなければならない。
賢者は、愚者を賢者へと変える手助けをする。
だが、自らの思想を押しつけるのではない。
「愚者の中に内存する賢者の要素」を引き出す術を心得ているのだ。
あなた方が人々に伝えようとするものは「あなた方が相手が何も持たない状態から教える」のではなく「相手の中に賢者の要素を見い出し、それを引き出す」ものなのだ。
まだ、あなた方はその伝えるものが何か、完全にその全貌を悟ってはいない。
だが、それは時が来れば理解するものだ。
すべてのものの中にすべてが備わっているのだと理解しなさい。
(つづく)
2011年7月18日月曜日
第5霊信の公開その2
第5霊信の公開その2
あなた(稲垣)は、肩の力を抜き始めている。
それでいいのだ。
あなた方は構えていては何も見い出せなくなる。
もっと楽しみなさい。
これは「遊び」なのだ。
すべての計画はそうである。
だが、この世に存在する限りはあなた方はそれを理解できない。
そう、それでいいのだ。
あなた方はそこから離れ、ようやく悟ることができるのだから。
今日は、あなたは、M子の霊信でどの高級霊が語りかけてくるのだろうかと考えた。
だが、私は高級霊ではない。 あなたの期待を裏切るわけではない。
私はあなたが最も求めるものである。
私が何か、あなたの直感で悟るだろう。
かしこまらずに、もっと肩の力を抜きなさい。
私はあなたの上にいるものであり、 下にいるものであり、 隣りにいるものであり、 そばにいるものである。
そして、あなたの目の前にいるものである。
そして、あなただけではなくすべてのものに対してもそうである。
だが、人々は私が自然なものなのだと分からないあまりに、あらゆる手段を通し私を知ろうとする。 そして感じようとする。
私を恐れるもの、
そして救いを求めるもの、
欲するもの、
すべてのものは同じ平行線の上に立っている。
だが、人々はそのことに気づかない。
その場所が自分にふさわしくないと感じ、抜け出そうとするものもいる。
だが、その場所に立つことが必然であると分からないあまり、もし抜け出し別の場所に移動したと感じても、そう思い込んだだけで、あなた方の立つ位置は変わらないままなのだ。
(つづく)
注※ この送信者がなにものであるか、私の「直感」は「神」でした。
送信者は高級霊ではないと述べています。
そして、私の期待を裏切る訳ではないと述べています。
さらに、すべての計画は遊びであると言い放っています。
その存在は、私の上におり、下におり、隣りにおり、そばにおり、目の前にいる。
すべてのものに対してそうであるもの、すべてのものに遍在しているもの。
このような存在は「神」以外にないだろうと思われました。
第5霊信の公開その3
第5霊信の公開その3
今、これを読みながらあなたは「何を言おうとしているのかよく分からない」と考えているだろう。 これを「抽象的な表現」として受け取っているだろう。
この世界ではそうだとしても、それが真実なのだ。
物事の本質がどんなものか、あなたは分かるだろうか?
素直に感じるもの、
シンプルに表現できるもの、
あなたが複雑でないと感じるもの、
困難でないと感じるもの、
それらは本質的なものを多く見い出せるものである。
物事は本質的なものと二次的要素、そして三次的要素、そうやって細分化されていく。
だが、どんなものも、その中心はすべて同じものなのだ。
日常的な生活に目を向ける必要性も同じである。
霊的なものでなければ、情報を与えないと限定するのではなく、あなたを中心として取り巻くすべてに対して「啓示である」と考えなさい。
ある一定の分野だけが一人歩きすることはないのだ。
すべてのものに対し、あなた方の持つ最善のものを与えなさい。
あなた方が判断を下し、そのときの最善なものを選択するのだ。
(つづく)
第5霊信の公開その4
第5霊信の公開その4
今日は「あなた(稲垣)という人間」について語ろう。
あなたの歩んできた道のりは、あなたという魂の旅である。
だが、あなただけではなくあなたに血を与えたものによる旅の続きでもある。
あなたは高級霊のみに今は焦点を当て、意識しようとしている。
だが、あなたは忘れてはならない。
あなたの知る者の存在こそが、今のあなたを創造する過程を築いていたことを。
それは、あなたとその者の旅だけではない。
あなた方よりもさらに前、そしてその前、遡るとそれはどこまでも続いていく道となる。
あなた方はすべてとの繋がりを持っている。
それは、あなた方が今の意識で思い返せる範囲に留まらない。
その繋がりを感じようと意識せずとも、あなた方はその繋がりによる恩恵を与えられているのだ。
それは、すべてのものに対してもこれまでもそうあったものである。
あなた方はあらゆるものの魂を通し、あなた方の魂の旅をする。
(つづく)
第5霊信の公開その5
第5霊信の公開その5
M子はよく自分の行う霊信の内容を疑う。
敬意を払うあまり、そして自らの感覚に対し絶対的な信頼を持てないがゆえ疑いが生じる。
だが、そうやってすべてが繋がりを持っているのだとしたら、あなた方にどんな存在が来ても不思議はないと思わないか?
なぜ自分の感覚に自信が持てない?
M子よ、あなたの目的があなたにとって負担となるほどの大きな荷物だとでも考えているのだろうか?
あなた方は、使命を大きな負担として考える傾向がある。
だが、それは違う。
言葉に重みを感じるのは、あなた方の魂の中に抵抗や反発、恐れ、不安などを感じる部分があるからだ。
目的を楽しむのだと理解しなさい。
重みを感じたとしても「楽しもう」という気持ちを持つことで、ある変化が起こる。
その変化とは「楽しむ=陽」「重みを感じる=陰」という相反するものの要素の割合を変化させるというものだ。
光と闇、それらを相反するものとして例えにしよう。
光と闇、人々はどちらも存在するものだと理解できない。
闇を拒み、光を求める。
だがそこで必要なのはどちらかを求めるということではなく、「闇の存在を認め、光に目を向けること」である。
目に映るものこそ、その瞬間の真実である。
(つづく)
第5霊信の公開その6
第5霊信の公開その6
M子がここ数日霊信中に聴く耳鳴りは、あるものの触発である。
その呼びかけは、M子に届かない。
その音しか聞くことができない。
M子は以前、過去世でそのものに誘われ破滅した。
そう選択したのはM子だ。
これまで、そのものによる接触は「思考という意識」により行われてきた。
M子が日常を過ごすに当たって感じ取り、そして流れてくる意識としてそれは受け取られてきた。
だが、あなた方を守護するものにより、それはこれまでよりも少ないものとなっている。
あなた方は、自らの魂が「透明度を高いものとし見つめるものに惑わされない」ように意識を保つ必要がある。
あなた方が特別であり選ばれたからそのように守護されているわけではない。
今その必要があるからだ。
あなた方が、より道をよく見通し、そして進みやすい状況にするべくしての必然なのだ。
それを踏まえ、守護するものに対し感謝しなさい。
そして、あなたが今世で生じさせた傷について語ろう。
それは些細なものであり、深刻に考えるべきものではないとあなた自身は考えている。
それは、あなたの思いこみであり、その傷は癒すべき傷である。
それは、あなた自身これまでの探究により得た知識で十分理解できるものである。
あなたが違和感を感じないほど自然に流す「無意識のうちに感じる孤立感」は、あなたが目を背けているものである。
(つづく)
2011年7月19日火曜日
第5霊信の公開その7
第5霊信の公開その7(第5霊信おわり)
あなたは、まだ気づいていない。
あなたはもっと「今の自分に対して意識を向け注意深く観察する」必要がある。
詳細を分かりやすく説明するならば、「あなたという人間がこの世に生まれついてから、あなたの魂に刻まれたものが今のあなたを形成している。
そして、それらの中にあなたにとってあなたの道を拒むもの」が存在する。
それは妨害しない。 それはあなたを傷つけない。
だが、あなたが見つめるべきものからあなたが気づかないように「見つめるべき対象から別のものへと焦点を移している」のだ。
その主張は弱いものだ。
だが、あなたの進もうとする道を拒むものである。
それは、あなたの寂しさから生まれたものである。
あなたの幼少期に感じたそういった感情が刻まれている。
もちろんM子も同様である。
あなた方は、霊信による霊的成長のための啓示が重要だと理解するように、自分という人間が生まれついてからのそういったものに対しても目を向ける必要がある。
それさえも、あなた方を大いに助け、協力し力を与えるものとなるのだ。
そして、あなた方がそれぞれ深い繋がりを持つ人間に、霊的存在としてもそばで見守る親しきものに対し愛を感じなさい。
そして、その愛を受け取り、あなた方もそれぞれその者に対して愛を与えなさい。
あなた方に今必要なのは「やすらぎ」である。
世界中の重荷を背中に乗せているのではないと理解しなさい。
肩の力を抜きなさい。 あなた方は背負うのではない。
あなた方自身の魂の傷を含め、そのすべてを抱きしめるのだ。
すべてと一体となるのだ。
(第5霊信おわり)
第6霊信の公開その1
第6霊信の公開その1 07,1,17,22:25 着信
より多くのものたちが、あなた方の光を求め始める。
生きているものだけに留まらず、
死を自覚していないもの、
そしてこの世から離れられないものたち、
あらゆるものにとっての光を放つようになる。
あなた方の目的は、あらゆる霊的存在に関わるものだ。
生きているものも、本質的には「霊的存在」と言えるものである。
あなた方に求められるのは、叡智であり愛である。
だが、あなた方は「神の道」に対して誤解を抱いている。
あなた方の「神の道」は、あなた方が自然と歩んでいくものである。
あなた方はこれまで歩んできたそのままのペースを変えることなく、呼吸をするように自然にその道を歩む。
そして、すべてのものが歩む道は神の道に通ずるものである。
私たちがあなた方に与える情報について忠告しておこう。
あなたは、信頼のおけるものでさえ、これまでの霊信をまだ伝えることをしてはならない。
なぜならば、その者はあなたではないからだ。
あなたが感じたもの、理解したものと同じようにその者が得ることはない。
その者には、まだタイミングが早すぎるのだ。
その者に伝えるべきときに言葉を与えよう。
表面的な情報を与えることは許されるが、その全貌を与えるにはまだ早いのだと理解しなさい あなた方が連絡を取り合っていることや前世療法を行うことに対して情報を与えることは許される。
だが、霊信のある部分ついては語ったとしても、その者たちの理解は及ばないものである。
あなた方が、その全貌を他者に伝えることができるのはまだ先のことなのだ。
(つづく)
第6霊信の公開その2
第6霊信の公開その2
ここである文明について語ろう。
私はあなた方とともにその文明に存在したものであり、そこで魂の旅を終えたものである。
その文明は、今でこそ夢物語のような絵空ごとのように描かれることが多い。
そして、謎めいたものでもあり、多くの者を惹き付ける。
あなた方はその文明がどれを指すのか、すぐに思い浮かべられるだろう。
だが、その詳細についての確かな情報を誰も得ることができなかった。
それはなぜか。 それらは多くの者にとって「魂に深い傷を残す」場となったからだ。
今日、それについて語られる霊信のほとんどは誤った情報であり、わずかなものとして正確な情報を伝えているのは我が霊団に属するものによる霊信である。
ここであなた方にはっきりと伝えているのはなぜか。
もうあなた方にとって「エドガー・ケイシー」が関わっているかどうかは特に重要ではなくなっているからだ。
あなた方は、そのことについて過剰な意識を示さない。
よって、ここででは伝えることを許されるものとなっているのだ。
(つづく)
2011年7月20日水曜日
第6霊信の公開その3
第6霊信の公開その3
その文明は素晴らしい繁栄を誇り、その文明の前進は留まることを知らないようにあらゆるものを探究しようとした。
あなた方(i稲垣とM子)は、そこに存在した。
今与えられる情報はここまでのものだ。
文明は、人を向上させるための団結力を生む。
だが、人を自らの愚かさにより何へ進もうとするための向上かを忘れさせる。
これまで、悲劇という歴史の産物は、恩恵に姿を変え人を向上させてきた。
だが、 その文明で起こった出来事で生じたものは、まだ恩恵とは呼べないものである。
あなた方は、それらを恩恵に変えるために一点の光を創り出すのだ。
今夜、あなた方のするべきことは一つである。
自らの魂に語りかけなさい。
何が起こったのか、自分の魂を理解するための情報を求めなさい。
利己的ではなく、
お互いが同じ一つのものを見つめるため、
そして目的を一つにするために、
語りかけなさい。
あなた方の魂は、あなた方に語りかけようとしている。
それを受け入れるために向き合うのだと意識しなさい。
そして、周りのものへの愛を与えることを惜しみなく続けなさい。
外的目的、内的目的のどちらも目指すべきものだと忘れないようにしなさい。
(第6霊信おわり)
注※ 第6霊信の送信霊は、素性を「あなた方とともにその文明に存在したものであり、そこで魂の旅を終えた」「我が霊団」と告げています。したがって、ケイシー霊団(仮称)の一員であり、稲垣とM子に関わるものということになります。
文脈からすると、第3霊信の送信霊である稲垣の守護的存在と同一であろうと思われます。
第7霊信の公開その1
第7霊信の公開その1 07,1,18,22:28着信
あなた方はこれから述べられることについて、しばらくの間一切口外することを許されない。
なぜなら、それらについて知る者はわずかでしかないからだ。
そして、それについて知る者はある意味において選ばれた者である。
あなた方にとっての「選ばれた者」という意味は、もう適切な意味として受け取られている。
よって、ここでは率直な表現を用いることにしよう。
これまで、回りくどい表現になっていたのは、あなた方が言葉の本質を理解していないがため、出来るだけ「その意味の本質的なものを理解できるように」する説明が必要であったためだ。
あなた方は、言葉が柔軟なものだと理解し始めている。
それは、多くを含みながら、ある部分のみにしか目を向けさせない場合もある。
これから私の伝える物語を、あなた方は「想像力」を用いてあなた方の中で思い浮かべなさい。
あなた方自身の中で「回想」するのだ。
もちろん、それは今現在のあなた方がするものである。
だが、回想することにより、あなた方の深層までもぐりこんでいる「傷をもつもの」に語りかけることができる。
これからは、表現を明確にしていく。
ここで用いる言葉や表現は、「今現在のあなた方を中心」にして用いられるものである。
それは、これまでの霊信も同様であり、より理解や認識を得やすくさせるためである。
かつてある大陸を中心とし、地球に繁栄した文明があった。・・・(中略)
「地球」には生命は存在しなかった。
あなた方にとって衝撃を与えるものであり疑いを生じさせるものを私はこれから伝えていく。
あなた方は純粋に「物語」として今は読みなさい。
(つづく)
注※ 「・・・(中略)」の中略部分は、霊信の箝口令に触れると判断した部分です。
霊信はこのあと現代進化論からすれば奇想天外なことを告げていきますがその具体内容の公開を今は控えたいと思います。
なお、この第7信送信霊は、はじめて「エドガー・ケイシー」だと名乗っています。次回その名乗りが出てきます。
2011年7月21日木曜日
第7霊信の公開その2
第7霊信の公開その2
地球は、創られたものである。
ここで、この表現を用いるのは、地球も生命の一つであるからだ。
あなた方の世界では、この事実を理解するには多くの年月を要する。
ある惑星で、今現在「地球に存在する」命あるものすべてが存在した。
それらは、一つの惑星ではなく多くの惑星にそれぞれの世界を持ち存在していた。
そして、今では地球に存在しないものたちも、それらの惑星に存在していた。
ここで説明しておくべきことが一つある。
それぞれの惑星での時間の流れは全く異なるものである。
よって、ここで他の惑星に対しての現状を説明するにあたり、「今現在の他の惑星」として主語を用いる場合、それは真実に反するものである。
それを踏まえた上で語りを読みなさい。
今、それらの他の惑星には「過去地球に存在していたが絶滅した」とされる種は存在する。
もとは地球ではなく、その地で生まれたものたちである。回帰したのだと理解しなさい。
・・・(中略)
あなた方の世界で今日語られる「地球外生命からの接触」は事実であるものと、そうではないものとがある。
それらの接触も、計画の一部であると理解しなさい。・・・(中略)
その惑星の名や、そこから移住したものたちの築き上げた文明の名をあなた方は知りたがる。
だが、ここでは伝えることが困難である。
なぜならば、「言葉」が異なるからだ。
今日「アトランティス大陸」と呼ばれるものは、当時呼ばれていたものとは全く異なる。
だが、その文明で多くのものが話す言語を正確にリーディングした者はいない。
私は、エドガー・ケイシーである。
私がリーディングしたものも、ある意味においては事実とは異なるものである。
核心をつくものではないが、ある程度の輪郭は形成できる情報は得たものである。
(つづく)
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