心穏やかなあなたへ
あの頃から「人生が変わっていってしまった」という事件はありませんか?
もしくは、いつからかわからないけれど下記の症状が現れて「辛い」と感じた事はありませんか?
- 「現実」を受け止められない、何が起きたのか、どうすればよいのか[わからない。
- 「恐怖や不安」に駆りたてられる気持ちで一杯になる。
- 「悲嘆や落ち込み」「うつ的感情」に支配される。
- 方向感覚を喪失したり、注意が散漫になり、これまでできていたことができない。
- 「恐怖・不安で、過度の緊張状態」となり、「眠れない、動悸、筋肉の震え、頭痛、腹痛、寒気、吐き気、痙攣、めまい、発汗、呼吸困難」などの症状が現れる。
- 「怒り」が爆発したり、ふさぎこんだりする。
- 「過食」「拒食」「薬」「「アルコール」への依存。
(文部科学省外傷体験とは参照)
もしかしたら、あなたの外傷(トラウマ)体験が引き金になっている可能性があります。
トラウマ体験とは
地震や戦争被害、災害、事故、性的被害など、その人の生命や存在に強い衝撃をもたらす出来事を外傷性ストレッサーと呼び、その体験を外傷(トラウマ)体験と呼ぶ。
トラウマ体験となる外傷性ストレッサー
- 自然災害――地震・火災・火山の噴火・台風・洪水など
- 社会的不安――戦争・紛争・テロ事件・暴動など
- 生命などの危機に関わる体験―暴力・事故・犯罪・性的被害など
- 喪失体験――家族・友人の死、大切な物の喪失など
これらの外傷体験による精神的な変調をトラウマ反応と呼ぶ。
(文部科学省外傷体験とはより抜粋)
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今日は、私の「トラウマ体験談」です。 「詩人・画家の星野富弘さん」のエピソードを交えながらお話をさせていただこうと思います。星野富弘さんをご存じの方も多いと思いますが、ご紹介します。
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星野富弘さん
- 中学校教員時代、クラブ活動指導中の墜落事故で頸髄を損傷、手足の自由を失う。
- 入院中、口に筆をくわえ、絵や詩を描き始める。
- 全国各地、ニューヨークやハワイなどで詩画展が開催される。
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私が星野富弘さんを知ったのは、中学の頃でした。 授業の教材として、担任の先生が「星野富弘さんの詩画集」をもってこられ熱く星野富弘さんについて語られたのを覚えています。 ではこれから、私の「トラウマ体験談」をお話しようと思います。
宝田の「トラウマ体験談」
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中学3年生「秋」
私たちのクラスは、のんびりとした雰囲気があって、受験生という自覚のないクラスでした。担任の先生は、「ひまわり」のように元気で明るい先生でした。(今後、ひまわり先生)道徳の授業、ひまわり先生は、星野富弘さんがどんな経緯で詩画集を描かれるようになったかを一生懸命に話されました。 当時の私は、ひまわり先生の顔を眺めながら「心」は中学3年の「夏休み」にタイムスリップしていました。
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【中学3年 夏休みの思い出】
日差しが強くとても暑い日でした。 その日、私は水やり当番でした。 シャワーから出る水がとても気持ちよさそうでした。
そこへ、「麦わら帽子をかぶった男の子」がちょこちょこと歩いてきました。まだ5歳くらいでしょうか。男の子は、身長はあるものの痩せていて半袖から出ている腕は生白い肌でした。こっちを見て何も言わず、もじもじしていました。
「あまり、外で遊ばないのかな・・・」
と私は男の子の足元をみました。サンダルから覗いている「かわいい指」が両足合わせて10本ありません。私は、「目の錯覚」かと思いもう一度確認をしました。やはり10本ありません。少し驚きましたが、私はさほど気にすることもありませんでした。
善人ぶるわけではありませんが、当時の私は「命あるもの、一生懸命生きる姿は美しい」と感じていたからです。 男の子に話しかけていると、職員玄関からひまわり先生が「ありがとう~!!」といつもの「ひまわり笑顔」で手を振りながら走って来られました。
男の子は、ひまわり先生のお子さんでした。ひまわり先生は、息子さんにあれこれ笑顔で話しておられました。
- 日差しが強く、青く澄み渡った「空」
- 麦わら帽子の「男の子」
- ひまわり先生の「笑顔」
まぶしいぐらい明るい光景でした。
けれども、私の脳裏に映るのは 「真っ暗な中、寝ている息子さん横で「一人」肩を丸めて泣いているひまわり先生の姿」 でした。なぜこの時この映像が見えたのかはわかりませんでした。
(【中学3年 夏休みの思い出】終わり)
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私が「夏休みの思い出」から我に返るといつもの教室でした。
私の中で、「星野富弘さんとひまわり先生のお子さん」が重なって感じました。私はこの時、ひまわり先生がなぜ「ひまわりのような笑顔」なのかが何となくわかった気がしました。
中学3年10月末
実父は「2000万円の連帯保証人」となり無職になりました。このショックから実母の病気は、悪化の一途を辿り、家には「母の金切り声」が響きました。どんよりとした暗い家には、「借金取り」も来たことがありました。
この頃、進路についての書類を提出しなければいけませんでした。両親に進路相談できなかった私は、祖母に相談をしました。
「家の事は言われんが。女に学問はいらない。」
と祖母に言われました。当時の私は、何事もなかったように学校へ行き誰にも相談はしませんでした。
- 2000万の借金
- 無職の父
- 兄弟差別
- 罵声の飛び交う家庭
- 祖母の愚痴
- 母の金切り声
父は、
「お前が悪い!」
何かある度に私に、いつもそういいました。
祖母と母は親子です。祖母は母に対する怒りがおさまらない様子で
私に「お前の親だろう!なんとかしられ!!」
と言い出しました。
「家が一番の苦痛の場所」だった私にとって、美しく生きようとする「ひまわり先生や星野富弘さんの存在」だけが「心の支え」となりました。 それから私は「先生方の言われた通り頑張ろう」とコツコツ勉強をし高校へと進学したのです。
2年後
明るく運動も勉強もでき、かわいくスタイルいい「同級生」が、過度のダイエットから拒食症になり栄養失調で亡くなりました。
数か月後
「ひまわり先生」が、ガンで亡くなりました。
私は、ひまわり先生や同級生が亡くなったこの頃から「文章」が読めなくなりました。 「文字」は読めるのに「理解ができない」のです。学校の成績はみるみる落ちていきました。休みになると「無気力」で、朝から晩までずっと寝続けることもありました。
「私の体の心配をする家族」は誰一人いませんでした。
(トラウマ体験談終わり)
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もう「20年以上前の話」です。
決して、私は「不幸自慢」をしているのではありません。
私がどん底にいたとき、色々な方の体験談を見聞きするたび、ほんの少しだけ救われた気がしました。
人それぞれの苦労は違います。けれども、「苦しみから抜け出す方法」があることを知ってほしくて書いています。
「幼少期からの心の傷」に振り回され、悶々としているのに私は「過去」と向き合えませんでした。
それは、SAM前世療法に出会ってからも続いていました。なぜなら、私は何十回と稲垣先生にセッションをお願いしながら「実家の家族」との「前世関係」を知ろうとは、まったくしなかったからです。
私は稲垣先生に決まって
「傷付いている前世人格を癒してください。」
とお願いしていました。
宝田の「傷ついた前世人格」を癒し改善した事例
- 「トンネル恐怖症」の改善
- 「お金」の問題が解決した。
- 「時間」を守れるようになった。
- チーズが食べられるようになった。
- 「霊力の封印」が次々と解かれた。
- 「智の封印」が解かれた。
- 心身ともに「軽く」なった。
- 「文章」をなんとか書けるようになった。
- 私の命は、私だけのものではないと思うようになった。
- 連綿とした「魂のバトン」によって今があると思えるようになった。
- 私には「多くの仲間(前世人格)がいる」という「安心感」が芽生えた。
- 多くの仲間(前世人格)と共にこの人生を乗り切るという「闘志」に近い感情が芽生えた。
- 私にとって「大切な人や物」が明確になった。
- 私の人生を搾取しようとしてくる人を「判別」できるようになった。
- 両親や祖母に「意見が言える」ようになった。
- 両親や祖母の「要求を断る」ことが出来た。
- 「冷静」に物事を見ることができるようになった。
- 「人の目」があまり気にならなくなった。
- 「浄霊能力」の向上。
- 「生霊の飛ばし主」を判断できるようになった。
月に一度、稲垣先生に「傷ついた前世人格」を癒していただいた結果、自然と上記のように変わっていったのでした。
少しずつ「自分を取り戻している感覚」がありました。
2021年2月
配偶者と実父によって「大きな事件」が起こりました。
私は呆然としてしまい、半年ほど「感情が停止した状態」に襲われました。それから、「身体言語」として色々な症状が体に現れ始め苦しみました。
このことをきっかけに私は「現世を癒す必要がある」と感じました。それから稲垣先生にお願いし「現世」や「インナーチャイルド」を癒し、「トラウマ」の改善に取り組んでいます。
この中学生の「トラウマ体験談」は、現世やインナーチャイルドを癒していく過程で「パンドラの箱」がパカッと開いたように突然蘇ってきました。
驚きました・・・
ひまわり先生との別れは、確かに「ショック」だった記憶はありましたが、私にとって「20年以上」昔のことであり、今では「遠い記憶の一部」に過ぎなかった感覚でした。 けれども、何かがはじけて記憶が突然よみがえった時、涙がこぼれ落ちました。
私はその日「涙」が止まりませんでした。
(私は、「私がこんなにも泣けるのか」と私自身に驚きました。)
後日、私は中学校時代の「恩師との思い出」が蘇ってきたのです。 当時の私は、「私のような不幸な人間はいない」と思ったことはありませんが、どこかで、何もかもあきらめていました。
「どうせ私なんか・・・。」
といつも心で呟いていました。
私は、今になってやっと温かく見守ってくださった「先生方の言葉」に救われていたのだと気づいたのです。先生方に、特別仲良くしていただいた事はありません。多くの生徒に「平等」に話された「先生のありふれた一言」だったと思います。けれども、誰にも相談できなかった私にとって、そのありきたりの言葉が「命綱」だったのです。
ひまわり先生が亡くなったショック(トラウマ体験)から、私は「楽しかった思い出」も「嫌な過去」も「感情」もすべて「潜在意識」に閉じ込めていたのだと気づきました。
「ああそうか。私は傷ついていたんだ・・・」
「私にも、心をかけてくれた人がいたんだ・・・」
と振り返るたびに涙が出ました。それと同時に、「肩の力が抜けて、心も体も軽くなり冷静に物事を見る力が戻ってきた」ようにも感じるのです。「心と体」は密接な関係にあると稲垣先生からお聞きしていましたが、ここまで変わるものかと驚くばかりです。
稲垣先生にこのことを話しました。すると
「それは、カタルシスというものだよ。」
と教えてくださいました。
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カタルシス
浄化。
カタルシス効果とは、不安や不満、イライラや悲しみなどネガティブな感情を口に出すと苦痛が緩和され、安心感を得られる現象のこと。 自己完結で得られるのはもちろん、他者との交流によっても得られるのです。 現在は心理学用語として使われています。
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「SAM前世療法」に出会い、心境がどんどん変化していったように思います。怖がって取り組めない私がいたのもありますが、この心境にたどり着くまで長い年月がかかりました。
「トンネル恐怖症」の時のように、一回のセッションで「一気」に心境が変化したらいいのにと思うことは何度もありました。(トンネル恐怖症の原因は、「前世人格の訴え」だったので一回のセッションで改善しました。)
「人間が一気に変わるときは、死ぬような思いをしたとき・・・・」
「そうでない時は、ゆっくりとしか変われないものだよ。」
稲垣勝巳先生
SAM前世療法創始者
元小中学校教員
教育学修士(上越教育大学大学院修第2号)
教育哲学・教育心理学・臨床心理学などを専攻
「心理学」を学ばれ、教員として多くの児童生徒を向き合いながら「教育催眠」を実践されてきた稲垣先生の言葉一つ一つに勇気づけられ、また身を引き締まる思いになります。
稲垣先生に学び、自分自身を癒していける環境に感謝しています。
数年前の「塞ぎ込んでいた私」からは、想像もできない環境です。 ただ、愚直に稲垣先生を信じてきた結果が今の環境だと思っています。
そこで私はもう一度、SAM前世療法でやってきたことを振り返るのです。
- 前世人格
- 現世
- インナーチャイルド
- トラウマ
私がしてきたことは「過去の私との対面」でした。
そして私は、こんなにも「私(前世人格・現世)が苦しみ悲しみもがいていたこと」を再確認してきました。
癒されるたび、「ホッ」としている私に気づくのです。
もし、SAM前世療法に出会わず、あの事件(2021年2月)が起きていたら・・・・
私は、この世に「存在」していただろうか・・・・。
私に、「現実を受け止める気力」が残っていただろうか・・・。
私に、あの「屈辱と苦しみ」に「耐える」ことができただろうか・・・。
そう思う度、
私は、SAM前世療法に感謝なのです。
なぜなら、前世の者たちの「メッセージ」や「協力」があったことで、私の「心の傷」が最小限ですんだからです。
実直にSAM塾生の前を歩いてくだあるSAM前世療法創始者「稲垣勝巳先生」
「SAM前世療法を受けてみたらどうですか?」と導いてくださった「霊視ナターシャ」さん
このお二人に、私は心から感謝しています。
そして、私の体験談をを読んで下さった方が、
「今までためらっていたけれど、SAM前世療法受けてみようかな。」
と思っていただけると嬉しいです。
- あなたが「幸せ」でありますように。
- あなたの「願い」が叶いますように。
- あなたの「苦しみ」が無くなりますように。
- あなたが「心穏やかに」過ごせますように。
- あなたが「日々是れ好日」だと晴れやかに生きられますように。
私は心より祈念いたします。
ありがとうございました(o^―^o)ニコ
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